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PPP/PFI手法の導入にかかる検討結果
PPP/PFI手法導入検討会議での検討結果は、次のとおりです。
令和3年度
事業名 | 広島市立祇園小学校校舎増改築事業 |
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事業概要 | 広島市立祇園小学校において、児童数増加に伴い、教室・管理諸室等の不足やグラウンドの狭隘化による児童の学習環境・教職員の執務環境の悪化が著しい状況であることから、それを解消するため、老朽化が進んでいる校舎を解体し、新たに増改築校舎を建設するもの。 |
事業担当課 | 教育委員会総務部施設課 (082-504-2472) |
検討結果 |
本事業の実施に当たっては、可能な限り早急な対応が必要であるが、PPP/PFI手法(設計施工一括発注方式)を導入した場合、要求水準書の作成に当たり、敷地面積に余裕がないことに起因して関係者や関係課等との事前調整に相当の時間を要することなどにより、供用開始が遅れるおそれがある。また、PPP/PFI手法による施設整備ではVFM(※)がほとんど発現せず、効果は限定的であることから、PPP/PFI手法を不採用としました。 |
※ VFM(value for money) 公共施設等の管理者等が実施する場合における費用及び収入と、民間事業者が実施する場合における費用及び収入を比較した結果の差額のことをいい、公共サービス水準の比較を踏まえ、この額がプラスの場合には、PPP/PFI事業の実施が適切であるとされる。
令和2年度
事業名 | 広島市西風館増設事業 |
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事業概要 | 2025年度頃までに見込まれる火葬件数の増加に対応するため、現広島市西風館の敷地内に10炉分の火葬炉設備等を増設するもの。 |
事業担当課 | 健康福祉局保健部環境衛生課 (082-241-7451) |
検討結果 | 本件事業では、運営・維持管理に指定管理者制度を導入する前提としており、PPP/PFI手法(設計施工一括発注方式)を導入することとした場合、2025年度の稼働開始に間に合わない見込みであること、また、PPP/PFI手法による施設整備ではVFM(※)がほとんど発現せず、効果は限定的であることから、PPP/PFI手法を不採用としました。 |
※ VFM(value for money) 公共施設等の管理者等が実施する場合における費用及び収入と、民間事業者が実施する場合における費用及び収入を比較した結果の差額のことをいい、公共サービス水準の比較を踏まえ、この額がプラスの場合には、PPP/PFI事業の実施が適切であるとされる。