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本通3丁目地区市街地再開発事業環境影響評価準備書(案)(令和6年2月時点)の段階で示される計画に関して景観形成の観点から求めること
掲載日:令和6年(2024年)3月15日
1 趣旨
原爆ドーム及び平和記念公園周辺における良好な景観形成に努めることは、原爆ドーム及び平和記念公園の役割をより確かなものとし、平和のメッセージを全世界に発信していくための重要課題です。
本通3丁目地区市街地再開発事業の計画地は、中近世以来の商業地に由来する本市随一の商業・業務地区の一等地にあり、そこに建設される高層建築物は、完成後は市域を代表するランドマークの一つとなるものと考えられるとともに、原爆ドーム及び平和記念公園に隣接している地域内にあることから、平和記念公園を始めとする主要な眺望点からの眺望との関係を整理しておくことも必要になります。
これを受け、本通3丁目地区市街地再開発事業環境影響評価準備書の段階で示される計画に関して、景観形成の観点から求めることについて、令和5年12月25日に広島市景観審議会へ諮問しました。
広島市景観審議会では、同審議会に設置された「眺望景観検討部会」において、各種計画及び基準等の確認をした上で、眺望点(視点場)の設定や、形態及び色彩等について、専門的かつ具体的な調査・検討が行われました。
この調査・検討の中では、環境影響評価準備書の作成に先立って、同準備書(案)(令和6年2月時点)の提供を受けて検討が進められ、同準備書(案)の段階で示される計画に関する調査・検討結果として、この度、同審議会から広島市長へ報告がありましたので公表します。
2 報告日
令和6年3月15日
3 報告内容
下記からダウンロードしてください。
4 今後の予定
環境影響評価準備書が公告された後、眺望景観検討部会において、その段階で示される計画に関して調査・検討及び意見の取りまとめを行う予定です。