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月々の返済額の軽減に「借換融資(特例)」をご活用ください!!
月々の返済額の軽減に「借換融資(特例)」をご活用ください!!
金融機関からお借入れの複数の保証付き借入金(※)をまとめて1本化し、月々の返済額の軽減を行い経営の改善に取り組みませんか。広島市では、経営の改善に取り組む市内中小企業者の方の資金繰りの円滑化のための融資制度(「借換融資(特例)」)を用意しています。以下の活用事例がありましたので、ご参考にしてください。
※広島県信用保証協会の信用保証を付して借り入れた借入金のことをいいます。
1.「借換融資(特例)」の活用事例
「借換融資(特例)の活用イメージ[PDFファイル/128KB]
【活用事例1】 条件変更返済から正常返済へ
複数の飲食店を営むA社は、リーマンショックの影響により大幅な赤字を計上し、取引金融機関の条件変更対応により事業を継続してきているところである。A社は、9行から20口、4億円程度(うち保証付借入6口、1億2千万円程度)の借入があったが、当融資を利用して10年で借換を行う等により、2行8口の借入に再編し、毎月の返済額を条件変更時の返済額まで軽減することができ、条件変更を脱することが出来た。
ポイント
この事例は、借入過多により、毎月850万円の返済を強いられ、条件変更を行っていた企業が、借換を行うことにより、毎月返済額を条件変更時と同等の350万円まで軽減させ、正常返済が可能になったところにあります。条件変更を行っている状態では、追加の資金調達が困難なので、正常返済化されたことにより、今後の資金繰りにも大きな効果があるものだと考えられます。
【活用事例2】 毎月返済額の大幅な改善
製造業を営むB社は、取引先からの信頼は厚く、売上高は安定しているものの、借入依存度が高く資金繰り償還を行っている状態であった。B社は、5行から約20口、3億円程度(うち保証協会付借入11口、7千万円程度)の借入があったが、当融資制度を利用して、保証付き融資を1本化する等により、2行5口の借入に再編し、毎月の返済額が約650万円から250万円にまで圧縮させることができた。
ポイント
この事例では、金融機関の協力を得ながら、保証協会付融資を1本化し、プロパー融資についても出来るだけまとめてもらい、融資口数を大幅に減らすことにより、毎月返済額を400万円も圧縮できたところにあります。これによる資金繰り上の効果は大きいものと考えられます。
※当該融資制度を利用するにあたっては、金融機関とよくご相談のうえ、経営改善計画を策定していただく必要があります。
2.「借換融資(特例)」の概要
ご利用いただける方 |
広島市内に主たる事業所を有し、1年以上継続して同一事業を営んでいる中小企業者及び組合の方であって、次の要件のいずれにも該当する方
注1)オ及びカのいずれの要件に該当しない場合であっても、融資取上げ理由が明確であり、かつ客観的に改善が見込まれるとして広島県信用保証協会が特に認めた時はこの限りではありません。 |
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資金使途 |
保証協会の信用保証付借入金の返済資金及び返済資金以外の運転資金 |
融資限度額 |
8,000万円以内(返済資金以外の新規運転資金は2,000万円以内とする。) |
融資期間 |
10年以内 |
融資利率 |
年2.1%以下 |
信用保証 |
全て保証協会の信用保証付とします。 ※信用保証はすべて責任共有制度の対象保証とし、他の保証制度との併用はできないものとします。 |
担保及び保証人 |
取扱金融機関又は広島県信用保証協会所定の方法によります。 |
取扱金融機関 |
商工組合中央金庫、広島銀行、山口銀行、中国銀行、山陰合同銀行、もみじ銀行、西京銀行、広島信用金庫、呉信用金庫、広島市信用組合、広島県信用組合 |
融資手続き等 |
次の書類を添付して、上記取扱金融機関へ申込をしてください。
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