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広島市は、うつ病・自殺対策を総合的・計画的に推進するため、平成20年(2008年)6月に「うつ病・自殺対策推進計画」を策定しました。
この計画に基づき、市民の皆さんのうつ病や自殺に対する正しい理解を促進するとともに、医療機関や相談機関などと連携し、施策を推進します。
自殺の背景には様々な社会的要因が複雑に関係していることを踏まえ、自殺対策について、これまでの心の健康づくりを中心とした対策だけでなく、関係者が相互の密接な連携の下に総合的な自殺対策を推進し、自殺の防止を図ることを目的として、平成18年(2006年)6月に「自殺対策基本法」が制定されました。
これを受け、本市では、平成18年(2006年)10月、学識経験者、医療関係者、労働関係者等で構成する「広島市うつ病・自殺予防対策推進協議会」を設置し、同協議会において、本市における自殺者の状況、市民アンケート調査結果等に基づき、基本的な課題の整理や施策の検討を行いました。
この計画は、同協議会での検討結果を踏まえ、本市におけるうつ病・自殺対策を総合的・計画的に推進するため、策定したものです。
この計画は、国の施策と連携して取り組む必要があることから、国が定めた自殺総合対策大綱の目標年に合わせ、計画期間を平成20年度(2008年度)から平成28年度(2016年度)までの9年間とします。
平成28年(2016年)までに、平成17年(2005年)の自殺死亡率(10万人当たりの自殺者数)18.6を20%以上減少させ、14.8以下にします。
平成28年(2016年)より前に目標達成した場合は、計画期間にかかわらず数値目標を見直し、引き続き自殺死亡率の減少に努めます。
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