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佐伯区に伝わる「あまんじゃく伝説」について
佐伯区にはむかしから伝わる「あまんじゃく伝説」という伝説があります。区役所前やJR五日市駅の自由通路内にあまんじゃく伝説についての看板が設置してあります。
「あまんじゃく伝説」(いつかいちの昔話より)
”むかし「あまんじゃく」と呼ばれる男の子がおりました。親が海と言えば山と言い、山と言えば海と言う始末で、親はほとほと困り果てていました。年月が過ぎ、父親は自分の死が近づき、「わしは地元の山に葬って欲しいが、息子に言ったらその通りしてくれんじゃろう」と考え、父親は息子に、「わしが死んだら、津久根島に葬ってくれ」と言って間もなく死にました。あまんじゃくの息子は、これまでことごとく、親に逆らってきたことを反省し、「おやじの最後の願いだけはかなえてやろう」と思って、父親を津久根島に葬りました。津久根島には、その墓が今もあります。”
やはたがわまっぷくらぶ
「探す・見る・八幡川ウォーキングマップ」より引用
「あまんじゃく伝説」については、美隅公民館のホームページでも紹介されています。また、今年3月に開催された”「あまんじゃく伝説」と佐伯区の近海の歴史講演会(講師:県立広島大学 秋山伸隆名誉教授)”の内容についても掲載されていますのでご興味のある方は以下のサイトからぜひご覧ください。
関連情報
美隅公民館の「あまんじゃく」情報<外部リンク>