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プラスチックは、軽量で利便性が高いこと、また安価で加工しやすく、大量生産も容易なため、さまざまな製品などに幅広く利用され、私たちが生活していく上で必要不可欠なものとなっています。
しかしながら、近年、国際社会において、海洋などの自然界に流出するプラスチックごみが海洋汚染を引き起こすなど、生態系を含めた海洋環境への悪影響が懸念されています。また、アジア各国による廃棄物の禁輸措置などにより、国内でのプラスチックの資源循環体制の構築が求められています。
こうした中、わが国においては、令和元年(2019年)6月に開催されたG20大阪サミットにおいて、「G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組」に合意するとともに、海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有され、プラスチックの代替素材(海洋生分解性プラスチック、バイオマスプラスチックなど)の開発などに向けた取組が行われているところです。
今後、将来世代にわたって豊かな自然環境を継承していくためにも、市民一人一人がプラスチック問題を身近なこととして捉え、プラスチックと賢く付き合うライフスタイルやプラスチックの減量を意識した具体的な行動を進めることが必要です。
ペットボトル等の使い捨て容器から、マイボトルに切り替えることも、プラスチックごみの削減(Reduce リデュース)につながる行動です。
本市では、より多くの市民の皆様にマイボトルを持ち歩いていただけるように、民間事業者(ウォータースタンド株式会社)と協定を締結し、この協定に基づき貸与されたマイボトル対応型給水機を以下の施設に設置しました。
今後、マイボトルの普及促進のため、マイボトル対応型給水機設置施設を順次拡大していく予定です!
民間事業者の皆様も、給水スポットの設置等にご協力お願いいたします。
マイボトル対応型給水機 給水の様子
【マイボトル対応型給水機ご利用の際の注意点】
・飲み残しなどを給水機に捨てないでください。
・マイボトル以外(ポリタンクなど)への給水・補給はご遠慮ください。
○ 広島市精神保健福祉センター・・・・・・(中区富士見町11番27号)
○ 広島市中央老人福祉センター・・・・・・(中区西白島町24番36号)
○ 広島市青少年センター・・・・・・・・・(中区基町5番61号)
○ 神田山荘・・・・・・・・・・・・・・・(東区牛田新町一丁目16番1号)
○ 広島市心身障害者福祉センター・・・・・(東区光町二丁目1番5号)
○ ヌマジ交通ミュージアム・・・・・・・・(安佐南区長楽寺二丁目12番2号)
○ 広島市皆賀園・・・・・・・・・・・・・(佐伯区皆賀二丁目10番11号)
○ 湯来交流体験センター・・・・・・・・・(佐伯区湯来町大字多田2563―1)
https://waterstand.co.jp/<外部リンク>