広島市では、土地家屋調査士が行う用地測量業務(建設コンサルタント業務等を除く。)について、平成25年4月以後に入札公告を行う業務から、下記のとおり入札方法等を見直します。
事業者の皆さんは、平成25年4月以後、入札公告や入札説明書等の内容をよく確認したうえで、入札に参加してください。
記
1 入札に関する手続き等
(1) 入札方法【一部変更】
入札は、原則として一般競争入札(入札後資格確認型)により行い、最低制限価格を設ける。
(落札となるべき同価の入札をした者が2人以上ある場合は、電子入札システムに備えられている「くじ機能」を利用する方法(電子くじ)によるくじ引きを行う。)
(2) 業務名、入札参加資格、見積期間、入札書等の提出方法等
従来どおり。
(3) 積算内訳書【一部変更】
初度入札に際しては、入札書に積算内訳書(下記(5)イ参照)を添付すること。再度入札においては、落札候補者のみ積算内訳書を提出すること。
(4) 最低制限価格及び予定価格の公表【変更】
最低制限価格及び予定価格は事後公表する。(契約形態は総価契約。)
最低制限価格=予定価格×2/3÷1.05〔最低制限価格基準額〕×偶発値(注1)×1.05
注1 偶発値とは、発注業務ごとに、最低制限価格としての意義を損なわないよう考慮した上で、市長が電子入札システムの機能を利用して一の値を偶然的に発生させ、定める数値をいう。
(5) 入札参加者への交付資料【変更】
- ア 入札参加者の見積りに資するために、新たに、積算参考資料(注2・注3)として、発注者(市)が用いた積算資料(筆数、測量点数などの作業数量を記載したもの)を公開(交付)する。【新規】
注2 作業数量の算定に「広島市用地測量業務作業数量算定マニュアル」を用いたものについては、そのことを明記する。
注3 設計変更及び変更契約の対象としている項目を除き、積算参考資料中の作業数量が実際の作業数量と相違する場合があっても、原則として設計変更の対象とはせず、変更契約は行わない。
- イ 入札時に入札参加者から提出を求める積算内訳書については、これまでの単位・数量を一式表示している様式を一部改め、成果品等(積算参考資料で設計変更及び変更契約の対象としている項目)については、市が指定した数量を記載した積算内訳書の提出を求める。【変更】
(6) 入札公告等への記載事項【一部変更】
- ア 用地測量業務の見積積算は、積算内訳書の作業項目に沿って、交付資料、現地調査等を踏まえ、入札参加者の責任で行うこと。
- イ 用地測量業務は、入札の結果、落札した者(受託者)が見積積算した額により契約するものであり、原則として変更契約は行わない。
また、交付する積算参考資料については、入札参加者の見積りに資するために、参考資料として公開しているものである。そのため、設計変更及び変更契約の対象としている作業項目を除き、積算参考資料中の作業数量が実際の作業数量と相違する場合があっても、原則として設計変更の対象とはせず、変更契約は行わないので注意すること。
ただし、業務の履行状況により、設計図書で明示されていない履行条件について予期することのできない特別な状態が生じたり、新たに作業項目を追加せざるを得ない状態が生じるなど、やむを得ない事由が生じた場合は、変更契約を行うことがある。
(7) 契約書への設計書の添付【新規】
新たに、契約書に成果品等(積算参考資料で設計変更及び変更契約の対象としている項目)の数量を記載した設計書を添付する。
2 実施時期
上記に掲げた事項については、業務の履行期間の始期が平成25年4月1日以後の入札案件から、試行的に運用し、その実施状況を検証するものとする。
お問い合わせ
入札手続き・契約等に関すること
財政局 契約部 物品契約課
電話:082-504-2620
Fax:082-504-2612
メール:keiyaku-bup@city.hiroshima.lg.jp
作業数量算定マニュアル、積算参考資料等に関すること
道路交通局 道路部 道路課
電話:082-504-2369、082-504-2370
Fax:082-504-2427
メール:douroka@city.hiroshima.lg.jp