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2011年12月26日 安佐南区「市政車座談義」の開催結果

1 開催日時

平成23年(2011年)12月26日(月曜日)16時00分~17時55分

2 開催場所

広島市立大学 講義棟・国際学部棟 402講義室

3 参加団体

明日の伴地区を想う会 11名
※ 安佐南区沼田町伴地区の町内会などの地域団体役員等で構成する団体

4 テーマ

西風新都のまちづくり

5 傍聴者

6名

6 主な話題

  • 西風新都への企業誘致の促進について
  • 町内会への加入促進の取組について
  • ラジオ体操を活用した防犯活動の取組について
  • 沼田パーキングエリアへのスマートインターチェンジの設置について
  • 市立大学北東部の丘陵地区の開発について
  • 農免道路(平木地区~三菱団地~下向地区)の整備について

7 会議要旨

市長挨拶

本日はお忙しい中お集りいただき感謝します。
この車座談義はここにお集まりの皆さんの貴重なご意見をお伺いするのはもちろんですが、こういう仕掛けをすることで、区の担当の職員と地域が一体となって地域のまちおこしをしていくきっかけにしていただきたいと考えています。

この街に活力や賑わいをもたらすためには選択と集中が重要です。実際はやりたいことと財政事情は必ずしも一致しないので限られた財源をどのように使っていくかということです。その際、地元の皆さんが何をやりたいか、そして行政が何をやるべきか、何が効率的かと率直な意見交換をする中で、地元の主体性のあるまちづくりをお手伝いするというそんな場にしていただければと思います。

特にこの西風新都は市がもともと大きなまちづくりの計画を打ち出していますが、計画を作った当時の時代背景と経済状況が変わっていく中で必ずしも十分機能していなかったのではと思います。そういったものの見直しを行っていく中で、より現実味の高いものにしていく作業を行っていくのでそういったことを見据えていただきながら考えていけたらと思います。この地域に投下した資源を無駄にすることなく将来に結びつける、それに加えて、地域の人が住んで、働き、学び、憩うための資質ある地域だと思っており、それを生かすべく現状の問題点を解決していくための具体的な方法をこの会をきっかけとして考えていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

テーマの趣旨説明

Aさん
自分たちは伴地区の東部に生まれ育ち郷土愛を持っている者です。広島市と合併後、昭和50年代に沼田町連合町内会が中心となって「21世紀の沼田を創る会」が結成され、私もその一員として議論を交わしていました。そして「西風新都」構想ができ、アジア大会も行われました。その後の景気の低迷もありましたが、「西風新都」本来のテーマ「住み、働き、憩う、学ぶ町」が少し曲がり角に来ている感があります。そこで今回のテーマを「西風新都のまちづくり」と設定させていただきました。伴地区は古代から山陽道が通り、市内では最も古くから栄えた地区です。このような歴史的背景をもとに西風新都のまちづくりへの想いや提案をさせていただきたいと思います。
今日の車座談義での提案が一つでも西風新都や広島市のまちづくりのヒントとなるよう楽しく有意義な談義になることを信じましてご挨拶とさせていただきます。

Bさん
それでは意見交換に移らせていただきます。限られた時間なので、主な話題を「企業との連携・協働によるまちづくり」「新旧住民の融合のための取組」「市立大学北東部の丘陵地区の有効利用」という3つの項目に分け、それぞれの参加者がそれぞれの項目について発言後、市長からコメントをいただきたいと思います。まずは「企業との連携・協働によるまちづくり」についてよろしくお願いします。

企業との連携・協働によるまちづくり

Aさん
私達、下向地区は伝統芸能として、神楽を明治以来ずっと継承しており、神楽継承の文化は地区のまちづくりにおける根源になっていると自負しています。
下向地区は伴地区の玄関口でもあり、伴地区を訪れる方の歓迎の意を込め数年前から祭に合わせ鯉のぼりを揚げたり、かかし大会を開催し今や風物詩といわれるようになっています。また、今年は区役所の助成金をいただき近くの里山を整備し地区民共同広場づくりを行っており、延べ200人以上の方に手伝っていただき完成間近となっています。
しかしながら高速4号線のトンネルで人の流れも変わり当地区は店舗の閉鎖や空き家が出ており、次代を担う若い人たちも他都市に就職し後を継ぐ若者が少なくなっているのが現状です。広島では就職は難しいとの理由で若者の地元志向が薄くなり、地域の地盤沈下が心配され、当地区の将来に大きな危惧を感じています。
このような問題に何か突破口はないかと私達も何度も議論を重ねており、私からはソフト面の提案をさせていただきたいと思います。地域は企業や学生の力を必要としています。幸いこの地域には多くの企業や学校があるので、これからは産学民が心を一つにし、共生できる街づくりこそが三者が存続し進化できる要因だと確信しています。そのために行政は、産学民の各々に社会的責任の重要性の啓発運動を広めていただくことを提案します。そしてハード・ソフト両面で8区の見本となるような創造性あふれる、いつでも何度でも訪れたいと思えるような西風新都のまちづくりを願っています。

Bさん
西風新都の企業誘致について、私はある企業の西風新都への進出に関わり、こころの中心部を1000坪購入したいということで、この企業がくれば多くの雇用が望め地域づくりができると思い一生懸命努力し紹介をしました。しかしその土地が商業地区であったために市側の多くの制限に引っ掛かり、購入を断念する結果に至りました。続いて市立大学近隣の土地に目標を定め紹介しましたが、やはり市側の高いハードルには勝てませんでした。もう少し誘致企業の立場に立って条件を見直す必要があると思います。また、地域の特色である歴史や文化をPRしてはどうかと思います。こうしたことが西風新都の企業誘致の閉塞感に風穴を開けることになり、そのことが雇用の創出、地域のまちづくりにも大きく寄与するものになると思います。
また地域づくり、まちづくりの一環として、地域に存在する企業は、当然、町内会に加入していただき、企業と町内会の共存共栄の関係のつながりを深くしなくてはいけません。
その実践例として私達伴中央町内会では、先月タマホーム広島7周年記念祭を、伴中央町内会、下向町内会、大原町内会との共催で初めて開催し、皆さまのご協力で大盛況に終わりました。タマホームも今後町内会と深いつながりを持ち、より親交を含め地域とともに成長していくことを幹部の方が祭のあいさつの中で宣言されました。多くの参加者から来年も続けてほしいとの嬉しい声をたくさんいただき、これぞ祭の原点だと思い信念を強くしたところです。
最近では地域に密着し共に発展していくような企業理念で行動されている企業が多くなっています。企業を取り巻く町内会も企業をサポートしていく考え方で企業と共に地域づくりを実践していきたいと思っています。

市長
昔からの伝統はありますが、今後の展開をどうするかというときに、高速4号線ができて便利になったけれど便利になっただけで決して成果が出ていないということだと思います。そうした中で、言われている具体的な提案というのは、この地区を若く維持するために企業を入れ、働き盛りの人がこの地区に住む用意をするのだとすれば、企業の誘致の仕方について、もう少し行政として手厚い支援措置を考え企業の動機付けができたら、いろんな企業活動が地域に根付いて、一定の地域貢献をしたいという考えを持っている企業をうまく見つけて、支援をするという仕掛けを考えていかないといけません。企業が「ここはこんなに良くなっていくんですよ。」という将来展望を持てるような仕掛けを考えたいと思います。
西風新都の計画の見直しについて議論する中で、可能であれば手厚い企業誘致の支援措置を掲げてやっていきたいと考えており、その辺は異論なく協力いただけると思います。
そして企業も地域の一員として町内会とパートナーシップを持ってやっていくという中で知恵を出していかないといけないのは町内会の加入率の向上問題です。町内会に入ることの良さ、入らないといけないという状況をつくらないといけません。そうした動機付けを助けるような行政の動きを目に見えるような形でやれたらなと思います。

それから、企業誘致を行おうとした中で市の基準が高すぎて企業が逃げたのではないかというご指摘ですが、その土地は市街化区域となる前提の市街化調整区域となっています。
市街化区域というのはいわば法律に基づいて土地の利用制限があります。市街化区域でもないのに、何でそんなにきついことをいうのか、もっとどんどん企業を入れて、市街化区域になったときに改めてやればいいじゃないか、門前払いをしなくていいじゃないかという考え方があると思いますが、建物ができたあとで市街化区域になったからといって、建物を調整するのは大変だから、将来、市街化区域になることを前提に先取りした基準を適用していることを頭に入れていただくと市の基準が高いということに少し合理性があることを考えていただけるのではと思います。
計画として出ている商業、工業という区分けの使い勝手が悪いから企業がこないのであれば、もう一度、今の西風新都の計画そのものを根本的に見直して、その区割りを調整する部分があるかどうかをよく検証する必要があると思います。
それで、区割りを見直せば、同じ面積が他の所にいくとかそんな出入りも出てくるわけですが、どこか押せばどこかが引っ込むという関係があろうかと思いますので、その辺も理解していただきたいと思います。
いずれにしても、今、申し上げた基準について「もう決まっているから全然駄目よ」という門前払いをするのではなく、行政の方で調整する余地があるかどうかも親身に相談してお客さんを逃がさない姿勢もいると思います。少なくとも、進出しようと思われている企業の意欲を落とすことのない対応ということは必要です。

新旧住民の融合のための取組

Cさん
沼田町は、昭和46年の合併当時6千数百人で今は3万6千人です。平成元年に、西部丘陵都市の建設実施計画が決定され、大塚上と大塚下に市施行の土地区画整理をお願いしました。平成6年6月に大塚まちづくり協議会を作り、10年近く話し合いながら、将来のバラ色のまちづくりを夢見て一生懸命やりました。
ところが平成15年に、公共事業見直しの委員会の中で、事業中止という判断をされました。これは、仕方ない面もありましたが、我々としては残念でした。
平成20年に、西風新都整備事務所から大塚下のまちづくりをしないかという声がかかり、まちづくりについてソフト面、ハード面も含めて、ワークショップなどを通じていろんなことを研究し、平成22年に、立派な計画ができました。大塚集会所の裏山の上に墓がありますが、高齢化して墓参りが大変になり、そこの10ヘクタールを開発したらどうかということでまとめています。
今の景気の状況、スポンサーがみつからないため、今からどうなるかと思っています。
住民も、総論賛成、各論は難しいこともありますが、今からどうしていくかということで、いろいろ協議しながらやっています。

町内会の加入率は市全体で65.6%、安佐南区はそれより低く57%、当地はそれより少し高いのですが、新しく開発された団地は管理組合があるので、自治会組織はいらないと、入ってもらえませんでした。
平成9年から新旧住民の一体となったまちづくりということで、「ふれあいまつり」を始めました。町内会組織を中心に寄付を始めましたが、マンション内は自治会組織がなく、なかなか協力してもらえません。市へのお願いとして、新しい団地やマンションを作る時、施主に町内会への加入を条件とするような取組をお願いします。
隣の廿日市市では、町内会役員に市から手当を出しており、ほとんど全員が町内会に入っていると聞いたことがあります。手当がほしいということではなく、金をかけなくても市のほうが積極的に動いていただきたいと思います。

Dさん
地域の大人と子どもが、笑顔であいさつをしあってゆくゆくは犯罪防止につながる対策として、昨年の11月に子どもから大人までみんなが参加するラジオ体操を企画しました。
びっくりしたのは、学校が子どもにラジオ体操をしなさいとは言わないことです。町内会や、子供会に入っていない子どもがたくさんいるのに言えないということのようです。町内会・老人会・子ども会などに声かけをした結果、町内36か所でラジオ体操を開くことができました。結局1100人もの人が集まってくれて、その後、子どもが声をかけてくれるようになったと喜ばれました。

また、小学校の校長先生・教頭先生などが毎朝、サプライズでどこかの会場に訪れるということをやったところ、子どもはびっくりし大喜びでした。校長先生からも喜ばれました。
この取り組みが成功すれば、町内会・子ども会に入っていない子どもにも声かけができ、最終的な目的である犯罪防止に結びつくものと進めています。

もう一つ、かんぽ生命保険やNHKなどが主催する夏期巡回ラジオ体操に、区役所が窓口となって申し込んでもらっており、これが実現すれば伴学区全体に波及すると考えています。
もし、実現したときには、市にも若干のソフト面の援助をお願いしたい。

もうひとつ、私は保護司をやっていますが、法務省が設置を進めている保護司活動の拠点となる更生保護サポートセンターという施設があります。現在、県内で三原・尾道の2か所、全国で55か所のサポートセンターがありますが、これから市の方にも話があると思います。これは、法務省が作るのではなくて、市町村に場所の提供をしていただくことになっており、これが西風新都の近くにできればいいと思うので、よろしくお願いします。

Eさん
中学生の一部が竹やぶでタバコを吸い、たまり場になっているとの話がありました。そこで、地域の者で許可を得て、竹やぶを切り倒しその竹の処分を焼却場にお願いしたところ、50センチに切って出すようにとの連絡があり、竹の処理に大きな労力を要しました。もっと簡単に引き取ってもらえないものか疑問に思いました。これは、一つの例ですが、市には地域の要望にもっと柔軟に対応していただければと思います。

Fさん
私はボランティアとして、高齢者施設を慰問し、懐かしい流行歌や唱歌を歌ったり、歌に合わせ、体を動かしてもらったりしています。
ボランティア活動を通して感じることですが、自分も介護保険の手帳をいただく歳になり、その施設に自分が順応できるのかということを考えると少し疑問に思うこともあります。
自分は、クラス会をよくしますが、同級生の80パーセントは広島にいます。同級生がお金を出し合って地域に同級生の館、手作りのホームのようなものを作って、同級生同士が支えあい、そこに行けば懐かしい顔、おいしいコーヒーがあるような場所がつくれないかと思います。家族の絆が薄くなっている中、人と人のつながりを大事に絆を深めていきたいと思います。楽しい老後を過ごせるホームができればいいと思います。

Gさん
西風新都の開発で、いろんなところが開発されました。奥畑川沿いはとても環境がいいところですが、気象・環境の変化で、台風シーズンなどに大雨が降ると、すぐに道路に溢れた状態になり、恐ろしい川に変貌します。
水はけをよくするため、町内で葦や雑草の草・流木・不法投棄されたものの清掃をしています。
奥畑地区は、蛍の里づくりの活動をしており、自然環境も残しながら奥畑川の流域で安心して暮らせるように、主に河川の整備・緊急時の防災体制の整備をお願いします。

市長
中山間地域を都市化すると、自然破壊は必然的に起こるので、それをどう受け止めるか、ということになります。人間の長い歴史の中で自然を破壊せずに、人間が生存したことはありません。悲劇が起こらないよう、人間が知恵を出してやるべきであり、科学の力・都市工学の力を用いて試行錯誤しながら少しずつ改良をしています。まちづくりをするとき、最新の知識を生かし、護岸をコンクリートで固めず自然を生かすことや、水流調整も下流だけでなく、上流から植林や間伐をしながらということをトータルで考える思考が重要です。
○×でいいか悪いか、ではなくできる限りのことをやっていくというような開発をしていきたいと思います。

その他のお聞かせいただいたいろんな取組は、町の活性化につながるよう試行錯誤が続いているように受け止めました。町内会については、マンション等の管理組合も町内会に入ることを組織的にきちんと働きかけ、入らないということを言いにくい環境を作ることが大事です。

保護観察について、罪を犯した方を社会復帰させるにあたり、特定の方を固めて対処するのではなく、地域社会の中で、一般の方々と一緒にやっていこうという政策的な大転換をしています。こうした中で、サポートセンターについても、市としても対応しないといけないと思いました。

ラジオ体操は、定められた地域に別々のグループで集まって、一定の共有時間を持てば、自然に顔を覚えて必ず仲良くなるという効果があると思います。そういう取組は、ぜひやりたいし、サプライズと言われる校長先生・教頭先生の取組は、学校ごとに先生方の指導方針があるので、強制というわけにはいきませんが、可能であれば教育委員会を通じてやってもいいんではないんですかということを言ってみたい気がしました。とりわけ義務教育の課程では、地域にとけこんで、みんなで子育てをするというふうにやっていきたいと思います。

竹やぶの件は、酒・タバコは悪いこととして根っこの段階で地域としてしっかりした監視がされているということを知らしめるには、問題の地域があれば市も連携してすぐ対応しなくてはいけないと思います。

老後を楽しく過ごすためにの拠点施設の提案もありましたが、自分のことはなるべく自分の範囲でやる、自助、共助、公助の中でまず、自助をしっかりやって次に共助、最後は公助、動かすための費用は自分で持つが、場所の確保・投資はある程度公的なところが提供するとか、支援する工夫はできるのではないかと思います。皆さんのいろんな取組について、区単位で区の中で考えていって、今まで以上に区の職員が皆さんと接触して、アイデアを頂いて、どんな支援ができるかを考えるというシステムに変えたいという気がしています。

今は、いろんな決定権限が本庁にあります。一定の基準はありますが、個別のものについては現場である程度裁量が利かせられるような仕組みにシフトし、必要な予算も区に下ろして地域固有の取組ができるようにするということをやっていきたいと思います。自分も国の権限を自治体にくれと言っています。最終的には基礎自治体の中でさらに最先端の区に下ろさないと完結しません。そういう方向でやっていきたいと思います。

そうしたことは1年ですぐできると思いませんが、仕掛けて3年から5年かけて、浸透するよういろんな対応をしていきます。その間は、徐々に地域で自立して事業を行えるように援助すると、その援助も自立してもらっていただくために少しずつ減らしながら、援助の仕方も工夫する、ということを考えています。これまでは市全体として、各区でこんなことを作りましょうということで補助金の予算はこれくらい、委託もこの中で出してくださいとやっています。
職員も一生懸命区長の顔色を見ながら予算をとっておかないと、来年から予算はないということで、どっちかというと上からのノルマをこなすみたいな雰囲気でやってきたことがあると思います。そこの仕掛けが変えられると、皆さんの言われることが解決できるのではないかと思っています。こうご期待というのは言いすぎかもしれませんが、今起こっている事態を改革するための改善策を講ずることをやっていこうと思っています。また、ご意見をいただき、改善していきたいと思います。

市立大学北東部の丘陵地区の有効利用

Hさん
沼田高校の近くに山陽自動車道沼田パーキングエリアがありますが、住んでいる者はパーキングエリアとかかわりが薄いのです。ここにスマートインターチェンジを作り、活性化を図ってもらいたい。通勤で働きに来る人、出る人で活性化すると思います。それに加えて、道の駅というか、特徴のあるパーキングエリアにしてほしいと思います。広島に来た人が「沼田パーキングエリアによって帰りんさい。」と自然に言えるようになればいいと思います。

Iさん
この地域は、少子高齢化が進み、地域が崩れてきています。新たに西風新都で特産品を作ると地域が活性化します。地域が地域の強みを持てば、人が集まり繁栄します。本業である木工技術を使って、木製おもちゃを作っており、特許も頂きました。簡単に作れる木のおもちゃを地域の人が作れば、特産品になります。実現するために問題になるのは、販売であり、販売するためには、道の駅や特産品の交流市場、今日の中国新聞にあった「まちの駅」などが、例えば公民館の中とか、商工会の中でもいいからそういうものがあれば、地域の交流ができ、情報交換ができます。そういう場所の提供について市の方で協力援助ができないかと考えています。

Jさん
沼田はアストラムラインができ、高速4号線ができてこれまで発展してきました。しかし、市立大学北東部のこの地区は、以前は沼田の入口の方だったのですが、高速4号線のトンネルからは離れており、不便になりました。この地区の活性化のための一つの提案として、沼田パーキングエリアにスマートインターチェンジを作ってもらって出入りができれば、土地もいろいろあるので企業にきてもらったりすると非常に便利になります。この地域には沼田高校や市立大学があります。沼田高校は、スポーツの高校なので、有名な指導者を呼んでもらって駅伝に出るなどすれば、沼田高校も有名になります。

また、一つの提案として、市役所でひとつの窓口に行くと最後までしてくれるという窓口を作ってほしいと思います。

Bさん
市立大学北東部から農免道路までの丘陵地区にできるはずの外環状線の道路計画は凍結されているようですが、なぜ凍結されているのか住民に詳しい説明がなく分かりません。
西風新都構想は『住み・働き・学び・憩う』を実践する都市構想ですが、こころの団地の周辺の事ばかりに多くの人の目が向いています。この丘陵地区は置き去りになり開発が全く進んでいません。そこでこの地区への企業誘致の早期の対応と市立大学から沼田パーキングエリアまでの有効利用を提案します。
また、市内が被災したときにそれをカバーする被災に強い地域に西風新都危機管理センターのような中枢施設設置を提案します。その誘致理由は、
当地域は、山の丘陵線も低く、造成費用があまりかからないこと、
丘陵地であり、地盤が固く津波や地震の心配がいらないこと、
市または、住民の危機管理に対する不安を解消できること、
公的機関が来ることにより西風新都構想の初期の目的が達成できること、
この施設ができることにより雇用の促進が期待できること、
企業が安心して西風新都に企業を移設するインパクトとなること、
沼田町の開発片寄り感を解消でき、沼田町民全体の開発構想への参画意識が高まること
などです。

また、高速4号線を利用する通勤客が増加しています。
そこまで行く為にアストラムライン沿いを通って行く方法と農免道路を利用する方法があり、いずれのラインもパンク状況です。特に農免道路は道路幅も狭く起伏の激しい恐ろしい道路で交通事故も多発しています。市側に改善をお願いするが進んでいません。沼田町を通過する道路は、基本的に2本必要と考えます。そのうちの一つ農免道路の完全整備、平木地区から三菱団地を通って下向地区を早急に改良していただき、車の流れをスムーズにして安全で安心な道路にしていただきたいと思います。そのために町内会としてあらゆる協力を行います。

さらに、沼田町にアクセスできるインターチェンジを五日市インターチェンジ、広島西風新都インターチェンジ、沼田パーキングエリアのスマートインターチェンジの3か所にして車・人の流れをスムーズにすれば人が気軽に入ってこられる環境ができます。そうすることにより西風新都構想をより確固たるものにすることができると思います。

市長
パーキングエリアにスマートインターチェンジを作ることで、エリアに接続する既存の道での売り買い、地元の特産品も持ち込んで遠隔地の人がそれを買ったり、地域の人たちもそこへ行くことで、非常に効果があると思います。しかし、実現のためには、パーキングエリアへの接続道路を整備する財源をどう確保するかが課題です。高速道路を管理しているNEXCO西日本との話し合いで、採算性が出てくるかという具体的な詰めも必要です。自分も今ここで即断するだけの知識は持ち合わせていませんので、道路計画課と議論していくところから始めていただけたらと思います。
そういうことをやりながら、西風新都の計画見直しにどう位置づけるかという議論をすることで、将来展望が開ける余地があります。
そういう中で、西風新都の道の駅、まちの駅というのは、地産物の販売拠点を作るという意味で指針になる気がします。地域全体を活性化するうえでの重要なツールだと思います。

それから、アストラムラインと4号線ができてよかったけれども、自分の地域が不便になった。死角にならないようにしてほしいという話は工夫の余地があると思います。4号線は、もっと長い目で見るとうまく高速と接続するという将来ビジョンがあるので、どういう形で展開するかを考えながら進めていきたいと思います。ここ1,2年でできるとは思っていませんが、長い目で見て、そういったものをやっていくという計画を打ち出していく、開発していくことが大事です。

沼田高校については今も、スポーツが集中的にできる位置付けになっています。寄宿舎も作って、柔道などを強化することは学校を挙げてやってもらっています。

保留地区の活用法については、広陵や石内の保留地区もありますが、危機管理センターをこの地域に導入して、地域の見直しをすることは一つのアイデアだと思っています。実際、東日本大震災を受け、地盤がしっかりしている開発地区として、ここは有力な候補地ですが、そういったものは今までの概念には入っていません。現在、検討会でいろいろな議論をしており、その中で議論の俎上に乗せてもらえればいいと思います。
この地域の開発計画は民間がまず何かやって、うまくいけば行政がついていくというスタイルをとってきたから、伴東の保留地区は実際今まで民間がなにかやりましょうという動きが一つもなかったので空き地になっています。そのままでは、事態は解決しないので、行政として考える余地があるスペースとして、発想を少し変えてみると開発の余地があるかどうか、チャレンジしています。計画見直しをする中で、皆さんと議論をしていきたいと思います。
農免道路は、一部着工する部分もあります。地元の方の協力が頂けると言っていただいたので、力を貸していただきたいと思います。

その他

Kさん
地域の発展の陰に古くからある我々の文化歴史がないがしろにされています。その一つの例として、町内のある寺が大変難しい状況に陥っています。その寺の本尊は市の文化財になっていますが、寺の住職と総代がその所有権でもめています。市の文化財の指定を受けていることから市に間に入ってもらって寺の運営がうまくいくように仲立ちをしてもらいたいと思います。

市長
双方に中立だと認めてもらえる存在として市があるんだったらやりようがあるかもしれません。
市は行政としていろんな要望を聞きますが役所の中には担当部署があります。こういう話はどこが持つのかいろいろ振り回して、結局どこにいったか分からなくなることはよくあります。
組織に入っている者からみると当たり前の話で、責任もないことをやらされて、やったからといってほめてもらえることでもなく、失敗するとそれは怒られます。それが役所の掟です。自分は市長という立場で、全部の部署に責任を持っているから、みんな言うことを聞きますが、担当がそういうことをやろうとすると通りません。そのため、区長の権限を強化し、区長がいろんなことを調整できることが大事だと思います。

それと窓口に行ったときに、権限はなくてもいろんな部署に回るときに一緒に案内してあげるアテンド役のようなことをやる部署をつくって組織の繋ぎ役をやるようなことをやると随分違います。そういうことをしてみたいと思います。今までやったことのないことだから、少し時間がかかるので時間をいただきたいと思います。

Aさん
この前、テレビで市長が観光客のもてなしという話をしていました。自分は神楽を長年やっていますが、神楽は非常に人気があるので、それをもてなしの一部に置いてもらいたいと思います。
また、走ることが好きなので、今開催している平和マラソンを八丁堀や紙屋町をコースにしてもらいたいと思います。

市長
神楽は安芸高田市が熱心でして、「まちおこし協議会」のようなところで話をして準備しています。安芸高田市も頑張り、広島市も応援して市の財産みたいにすることも知恵出しをしながら神楽を生かしていきたいと思います。

マラソンについては、市議会の先生がフルマラソンを広島市にも持ってきなさいと議員連盟を立ち上げ、市議会議員55名のうち53名が賛成し、やるという方向だけが決まっています。
大変な問題ですが、経済効果や地元のにぎわい、スポーツ振興には効能があります。
ただ、やるための段取りや問題点を詰め切っていません。実際に走るコースは日常生活をやっている中で交通手段をストップするので、県警の協力が必要であり、道路規制をどうするかなどの調整もいります。
大会を誘致するためには、世間相場で簡単に1億、2億円が必要となり、その財源をどう捻出するか、ボランティア組織をどうするのか、やるにしても、相当念密なスケジュールと打ち合わせが必要です。

Bさん
最後に市長から、全体を通して、コメントをいただきたいと思います。

市長
今、いろいろと話を聞かせてもらい、私も市政について勉強した知識を駆使してお話しましたが、こういったやり取りを自分がやることは異存はありませんし、市政の方向性を位置付けるためにはいいのですが、担当する職員がそういう気持ちになってやれるまちにしたいと思います。実際、いろんな組み立ては調整し、いただいた意見を選択と集中の中でどういった形でこの地区に展開していくかということを、そこに勤務している担当者が組み立てていって、「市長やりましょう。」というふうにやっているとすんなりと進めますが、上からやってみろと言われてやる場合は、職員としては言われたことをやるだけで自分たちのまちをつくっているという喜びも何もありません。皆さんと直接話をして自分たちのまちを自分たちで一生懸命つくっていくと、ここで言われた以上にアイデアがでると思います。

そういうやる気を起こす職員をつくることを重要視したいと思います。皆さんも職員をかわいがるというつもりで、要求し、話し合いをして突っ込んでもらいたいと思います。地元の財産にする気持ちで区役所を通して職員と親しくなってもらえるとありがたいと考えています。

関連情報

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