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ページ番号:0000307939更新日:2022年11月30日更新印刷ページ表示

2022年11月21日記者会見「令和4年第9回広島市議会定例会提出案件について外5件」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市公式チャンネル(YouTube)(市長記者会見)」のページへジャンプします<外部リンク>

日時 令和4年(2022年)11月21日(月)午前10時15分~午前10時38分

場所 市役所本庁舎11階第1会議室

 

■市からの発表案件■

【令和4年第9回広島市議会定例会提出案件について】

市長

 12月5日(月曜日)開会予定であります令和4年第9回広島市議会定例会に提出する議案についてでありますけれども、これは一般会計補正予算案など17件であります。

 まず、補正予算案についてでありますけれども、今回の補正予算の規模は、お手元の資料のとおり、全会計で、97億659万1千円となっております。

 まず内訳としては、最初に、原油価格・物価高騰対策に関する補正予算案であります。

 まず、市有施設における電気料金等の追加措置についてです。

 市有施設を適切に管理運営できるよう、高騰している電気料金等を追加措置します。

 次に、省エネ機器導入支援事業についてです。

 電気料金等が高騰する中で、中小企業者等における省エネを支援し、地域の脱炭素化を図るため、省エネ性能の高い機器への設備更新に係る経費を補助します。

 続いて、新型コロナウイルス感染症対策に関する補正予算案です。

 まず、利用料金の減収に伴う指定管理料の追加措置についてです。

 感染症の影響により利用が減少している施設の指定管理者が適切に管理運営できるよう、指定管理料を追加措置いたします。

 次に、学校における感染症対策経費の追加措置についてです。

 学校における保健衛生用品や換気対策用備品の購入に要する経費を追加措置します。

 続いて、G7広島サミットに関連する補正予算案です。

 広島サミット県民会議への負担金を追加措置するほか、会議開催施設への食品検査等を実施するとともに、ごみゼロ・クリーンキャンペーンや夜神楽特別公演等の開催準備に取り組みます。

 続いて、その他の補正予算案です。

 まず、似島歓迎交流センターの整備についてです。

 資材価格の高騰や地中障害物の撤去が必要となったことなどに伴い、事業費を増額します。

 次に、財政調整基金への積立金についてです。

 一般会計の令和3年度決算剰余金の確定に伴い、財政調整基金への積立金を計上します。

 次に、吉島老人いこいの家の管理についてです。

 吉島老人いこいの家の指定管理業務について、来年度以降の管理経費に係る債務負担行為を設定します。

 次に、後期高齢者医療事業についてです。

 令和3年度の保険料の確定に伴う広島県後期高齢者医療広域連合への追加納付金等を計上しています。

 次に、送迎用バスへの安全装置の導入支援についてです。

 私立保育園等の送迎用バスにおける子どもの置き去りを防止するため、ブザーの設置など安全装置の導入に要する経費を措置します。

 次に、出産・育児支援金の支給についてです。

 出産・育児関連用品の購入や子育て支援サービスの利用に係る負担軽減を図るため支援金を支給します。

 次に、新中央市場の整備についてです。

 生鮮食料品等の品質管理及び衛生管理の高度化の要請に対応した卸売市場棟や物販・飲食によるにぎわい施設等を整備するとともに、民間活力を活用し、余剰地に物流施設を一体的に整備するため、債務負担行為の設定など所要の予算措置を講じます。

 次に、給与改定に伴う補正についてです。

 給料及び諸手当を本年4月1日に遡って0.24%引き上げるとともに、期末・勤勉手当の支給割合を年間4.3か月から4.4か月に改定することに伴う所要額を計上します。

 以上の補正措置を行った結果、補正後における全会計の総予算規模は、1兆2,543億6,205万9千円となります。

 最後に、予算以外の議案としては、広島市附属機関設置条例の一部改正案など条例案6件、その他の議案5件を提出します。

 以上が今議会に提出する議案の概要です。

私からの説明は以上であります。よろしくお願いします。

 

記者

 G7関連予算について質問させてください。追加することになった背景、当初の想定を上回るような状況であるとか、どういう検討の中で追加する必要があるっていう判断に至ったか教えていただければと思います。

 

市長

 令和4年6月の補正につきましては、前の平成28年の伊勢志摩サミット、これを参考にして同様の取組を実施するといったことを想定して、その場合に必要になる経費ということで、かつ、また今年度中に発生すると見込まれる経費を計上しておりました。そののち、7月21日に県民会議を立ち上げまして、県民会議構成団体の意見であるとか、外務省との調整などを行った結果を踏まえまして、具体的な事業内容の検討に入ってまいりました。その結果、事業の追加やあるいは拡充強化、さらには着手時期の前倒しなどの必要が生じましたことから、今回のこの負担金を追加措置するといったものでありまして、前回の前例を踏まえながら今年度中に必要な措置を計算すると、これぐらい足りなくなったということで追加措置するわけです。

 

■その他の質問■

【寺田稔総務大臣辞任について】

記者

 広島選出の寺田(稔)総務大臣が辞任となりました。地元の広島からは河井(克行)さんに次いで、政治とカネの問題の辞任となっていますが、率直に受け止めの方をお伺いできますか。

 

市長

 ある意味で非常に残念な結果かなというふうに受け止めています。今言われたように、政治とお金の関係については、クリーンなって言いますか、県民・市民あるいは国民に分かりやすいような対応を、まずすべきであるというのが基調でありまして、そういった中で疑問点がたくさん出て、それに対する対応が十分できない中での辞任ということでありますから、そういった意味で非常に残念な結果ではあろうかと思います。いずれにしても、まだ残された質問等について大臣を辞めても説明をするというようなことを言っておられますので、まずそういった意味での説明責任をしっかり果たしていただいて、どうしてもその政治とカネの問題についての疑念を国民・市民・県民と、そういった方から抱かれないようにするということが重要じゃないかなというふうに思います。

 

記者

 この1か月に3人の閣僚が辞任して、岸田政権への影響っていうか、そういったところも影響力低下も指摘されています。来年、広島でG7のサミットがありますけれども、今回辞任して政権の体力が落ちているということで、どのような影響が出てくる、地元としたら政権への注文というか、その辺りどういうふうにお考えでしょうか。

 

市長

 その辺は私自身、正直言って国会で仕事しているわけではありませんので、かつ、各党派のいろいろなお考え聞いているわけではありませんので、国政レベルでの展開は分かりませんけれども、国家として国としてG7サミットをするということになっていますので、引き続き市としてはロジの面で怠りなく用意周到に作業を進めていく中で、G7サミットは成果を上げられるようにしていただきたいと思います。あとはある意味で政府の中でのサブスタンスについても、国家としての約束事を果たすべく必要な調整はなされていくんだろうといふうに思っています。

 

記者

 先ほどのちょっと質問に関連なんですけれども、寺田さんが自民党の県連の会長も務められているということで、県政界への影響も避けられないんじゃないのかなと思いますけれども、そこら辺についての市長の受け止めというか、もしあればお聞かせください。

 

市長

 私自身はそういった問題について適切に処理されて、いわゆる県民・市民の疑惑といいますか問題意識、そういったものを払拭すべく適切な処理がなされるべきではないかなというふうに思いますけどね。

 

【そごう・西武の売却について】

記者

 先日、そごうの外資への買収というのが決まったんですけれども、広島市内の中心部に店舗を構えているということで、今後どういうふうな方向で事が進むのかっていうのは、まだ明らかではないと思いますが、その件に関して市長の受け止めを聞かせていただければと思います。

 

市長

 私自身も、売却先が決まったという発表を知っているだけでありまして、現段階で今後どうなるかということについては分かりません。そういう意味では、むしろ動きをしっかり注視していくということ、必要な対応が出てくれば的確にやっていきたいというふうに思っていますが、元々、ご存じのように、長年にわたってそごう広島店、市の中心部でにぎわいづくりに貢献していただいているという、そういった存在でありますし、バスセンターも構えてありますので、今少なくとも来年の秋を目指して本館のリニューアルが進んでいるという状況の中でありますので、こういった作業が着実に進んで魅力ある店舗として発展できるようにしていただきたいと。そういう期待をしている中でありますから、最初申し上げた、動きをしっかり見ながらどういったことが必要なのかということを考えていきたいというふうに思っています。

 

記者

 紙屋町地区は、今度サッカースタジアムもできたり、今から整備が進む中でのそういう売却ということで、そこら辺のまちづくりへの影響の懸念とかいうところはどうですか。

 

市長

 最悪の場合はもちろん考えなきゃいけませんが、そういう意味では懸念っていうのはなくはありませんけれども、ただ、経営者が変わると言いますかね、だとしても、経営者として一般論的に言うと、譲り受けた施設群をどうするかと考えたときに、その施設の設置されている地域の今後の経済の動向とか、そういったものも考えながら、その処理をどうしたらいいかということを、いろいろ考え方巡らされると思うんですね。そういった意味で、今、広島が2つの核を中心にしながら活性化していくためのいろいろな対応をしていると。ですから、そういう意味では、そういった外の方から見て、いろいろな取組をしているまちだという認識があるとするならば、もしくはそれを前提に自分たちの経営方針はどうするかということを考えていただけるのではないかなというふうに思っていますので、今までの我々というか、我が市の取組、どういうふうに受け止められるかということを念頭に置きながら、皆さんの動向を注視して、そして我が市のまちづくりにプラスとなるようにするということを、それを基本に据えて、もし何らかの必要な対応があればやるという気構えでいます。

 

【国際賢人会議の開催について】

記者

 来月12月10日、11日で国際賢人会議が開かれることで日程が決まりましたけれども、これについて市長、どういうふうに広島から発信していきたいか、その辺りのメッセージ等を教えていただけますでしょうか。

 

市長

 これも先日の外務大臣の記者会見で日程12月10日、11日ということで決まって、そして、座長を白石さんということで発表がありました。この座長が白石さんになったというのは、実はご存じのように平成29年の賢人会議のときも同じでありました。まだ構成員どうなるかは発表がありませんから、多分そういったことも踏まえながら、いわゆる会議の継続性なんかもいろいろ考慮されて、人選が進むんじゃないかなというふうに思っていますけれども、その会議のサブスタンス、中身については当然、外務省主導で決まっていくわけでしょうから、引き続きロジと言いますかね、そういった会議の中でのいろいろな議論の展開の中で、広島が常日頃、申し上げている被爆の実相ということを関係者が十分知った上で議論するのとしないのとでは、必ず違った議論になるというふうに思っていますので、その被爆の実相を知るためにも平和記念資料館の視察であるとか、被爆者の方々の体験の講話を聞くとかといったプログラムを織り込んでいただいて、ぜひ、このヒロシマの心をこう受け止めた会議運びになるようにということをしていただきたいと思っていますので、そういった意味での調整はお願いするということを引き続きやっていきたいというふうに思っています。

 

【送迎用バスへの安全装置の導入支援について】

記者

 発表案件に戻るんですけれども、送迎用バスへの安全装置の導入支援ということで補正予算を計上されていますが、これは先日、市立特別支援学校であった事案と関係があるものでしょうか。

 

市長

 政府が出した予算等の措置、方向性と、今回我が市で起こったこの事案への対処についての方向性が一致するという意味では関連がありますけれども、内容的に少し吟味しますと多少の違いがあるということなのです。今思っていますのは、今回発生した特別支援学校のスクールバスの事案は、バスに同乗していた介助員、複数いたのですけれども、その方々同士の確認行為が十分ではなくて、あとで学級に入って生徒さんがいないので、学級担任がどこに行ったのかということで気づいて捜索したら、引き続きバスの中にいたということが分かったと。そういう意味で人為的な対応についての問題があった。つまり確認行為ということを要所要所で十分正確に行われていなかったのではないかというふうな判断をする事案だったのですね。そういう意味では、まずバスを乗り降りするとき、特に降りるときの確認行為と、そして、教室に入ったときにもう一回確認すると、さらには、バスが車庫に入るときに完全に取り残した人がいないかと、少なくとも3段階ぐらいの確認のステージがあるわけでして、そこで確認を徹底していこうということを特別支援学校の方では決められて、そのための措置を講ずるということになったのですね。そうした中で今回の補正(予算)については、いわば最終段階の確認を人がやるとともに機械装置を据えて再確認するという道具になろうかと思うのですね。もし、人が十分降りてなくてということであれば機械で警報を鳴らして、降りていませんよというようなことが分かると。そういう意味では人為的な対応、対策をより徹底するという装置になるのではないかなというふうに受け止めていまして、そういう意味ではある意味で取り残しをしないための周到な準備ができるようになるのではないかなと思います。併せてこの予算措置は特別支援学校だけではなくて、市内のいろいろな施設にもそういった機械装置をお配りする(※)という予算内容になっておりますので、いわゆる児童、生徒を送り迎えする、そういったバスを使う際のその乗り物にこういうものを据え付けて、確認行為を徹底するという機材になろうかというふうに思っております。

 ※音声では「機械装置をお配りする」と発言していますが、正しくは「機械装置の導入を支援する」です。

 

【次期市長選挙について】

記者

 次期市長選についてです。

今月初めの会見では白紙というふうに答えられていたのですけれども、その後、何か方針等決まっていましたら教えてください。

 

市長

 まだ今日時点でも白紙です。(決)意はついておりません。

 

※(  )は注釈を加えたものです。

 

令和4年度12月補正予算(案)について

令和4年度12月補正予算の概要 [PDFファイル/133KB]

 

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