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東日本大震災被災地への「復興応援自転車」の提供について

ページ番号:0000006781 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

1回目

東日本大震災では、その甚大な被害状況から、長期間にわたり、多くの方が避難所生活を余儀なくされることが想定されます。
この度、広島市では、こうした避難所での日常生活や、復興に向けた作業における「移動手段」としてもらうため、「復興応援自転車」を地震の影響のない中部以西の政令市と連携して、要請のあった被災地自治体にお届けしました。

1 概要

広島市では、撤去した放置自転車で引き取りのないものについては、再生するなどして海外譲与やまちづくりに活用しています。
この度の東日本大震災の復興支援にあたり、この再生自転車等を「復興応援自転車」として被災地へ提供することについて、名古屋市などと共同で調整してきました。
先日、宮城県より名取市や石巻市への提供要請があったため、第1便として次のとおり搬送しました。

2 搬送内容

  1. 名取市 ← 広島市から84台搬送
    日時:平成23年3月29日(火曜日)
  2. 石巻市 ← 名古屋市、岡山市、福岡市などから合計約420台搬送
  3. 今後について

今後の継続的な自転車の提供支援については、多くの自転車台数が必要となると思われるため、全国的な組織である全国自転車問題自治体連絡協議会(事務局:練馬区)が引き継いで実施することになっています。現在、協議会が全国の自治体に対し自転車の提供可能台数等の調査を行っています。
今後、本市は協議会の要請に応じて再生自転車等を提供します。

2回目

東日本大震災により被害を受けられた東北地方の自治体に対し、全国自転車問題自治体連絡協議会(注)を通じて、災害復旧救援物資として再生自転車の提供を打診したところ、岩手県盛岡市より提供の要請があったので、自転車50台を提供します。
提供する自転車は、放置自転車として本市が撤去・保管をし、定められた期間内に引き取り手のなかったもので、再利用可能なものを点検、整備して提供するものです。
なお、自転車の点検、整備にあたっては、公益社団法人広島市シルバー人材センターの協力をいただいています。

1 使用目的

 盛岡市内の仮設住宅等に避難している被災者の生活手段として利用されます。

2 提供先

 岩手県盛岡市

3 提供台数

 50台

4 搬送日時

 平成23年6月27日(月曜日)午前10時から積込開始。終了後、出発
 積込・出発場所:広島市西部自転車等保管所(西区扇二丁目1番地)

(注)全国自転車問題自治体連絡協議会(事務局:東京都練馬区)は、総合交通体系における自転車の位置付けを明確にしながら、計画的な放置自転車対策を推進するため、平成4年2月に設立された協議会で、149団体の市区町村等から構成されています。