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広島市では、地域に根差した下水道を目指して、平成15年度から下水道サポーター制度を始めました。
また、平成18年度には、サポーターによって、本市下水道の広報活動を側面から支援するボランティア組織である「広島市下水道サポーター協議会」が設置され、小学校での下水道出前講座を始めとする下水道の各種イベントで支援や活動をしていただいています。
小学校の下水道出前講座で、顕微鏡観察や実験の支援をしていただいています。
令和元年度は出前講座を55校(56回)で実施し、延べ47人のサポーターの皆さんに支援していただきました。
小学校の下水道出前講座では、
映像やクイズにより下水道のしくみなどわかりやすく説明します。
下水がきれいになるようすやトイレットペーパーが水にとけるようすなどを、実験により体験してもらいます。
水をきれいにする微生物を実際に顕微鏡で観察し、スケッチや名前調べをしてもらいます。
この中で、サポーターの皆さんには、講座の準備、実験の担当、顕微鏡観察の指導などをしていただいています。
サポーター支援状況
令和元年9月8日(日)に行われた下水道ふれあいフェアで、下水道サポーター協議会独自のブースである「六角絵工作コーナー」及び「デザインマンホールグッズ販売コーナー」を開設していただきました。今回は12人のサポーターの皆さんに支援していいただきました。
六角絵工作コーナー
デザインマンホールグッズ販売コーナー
下水道局では、サポーターの皆さんに下水道はもとより、水や環境にかかわる知識や見聞を広めていただくため、講習会や見学会などを行っています。
令和元年11月に「太田川源流の森」~「温井ダム」、現場見学では「八木・緑井地区雨水渠築造工事(シールド工法)」を見学していただきました。
水道局から森の水源かん養機能の説明
記念碑の前で集合写真
国土交通省からダムの概要説明
洪水調整ゲートの見学
工事担当課から工事概要の説明
シールド発進基地の見学
このサポーター通信は、サポーター協議会のキャラクターと同じ名称の「すいせい」としており、年度末に、サポーター協議会の1年間の活動実績やサポーターからの施設見学会の感想などの投稿を掲載することで、サポーター協議会の活動に参加できなかったメンバーとの情報の共有に役立ち、協議会活動の活性化や発展のために寄与しています。
サポーター通信「すいせい」