本文
広島市は核兵器そのものが絶対悪であると考えており被爆者が体験したこの世の生き地獄を他の誰にも経験させてはならないと願っています。
核兵器により自国の安全を保障しようという考え方は、こうした広島の基本的立場とは相容れないものです。
核兵器の開発や核実験など核兵器をめぐる動きに対しては、いかなる国であってもその都度抗議を行っています。
平成18年(2006年)10月と平成21年(2009年)5月、北朝鮮の核実験の実施に対し、それぞれ抗議文を送付しました。また、平成22年(2010年)12月には、北朝鮮の核開発及び砲撃に対し、抗議文を送付しました。
北朝鮮に対しては、平成14年(2002年)10月に核兵器開発の継続方針に対して抗議を行い、その後、核凍結解除、核不拡散条約(NPT)脱退声明や核兵器保有発言など、平成29年(2017年)9月まで計16回にわたり抗議しています。
北朝鮮への抗議文や本市の平和への取組みについては、本市ホームページで紹介しておりますので、以下の関連情報からご覧ください。
もとより、核兵器廃絶は広島市だけで成し得ることではなく皆様のご理解とご協力が必要です。
本市はこれからも核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を目指して努力を続けていきますので、今後とも本市平和行政にご理解を賜りますようお願いします。