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原子爆弾の空中の爆発点の位置を「爆心」、その直下の地点を「爆心地」と言います。
1945(昭和20)年には科学的に爆心地点を推定した2つの研究報告が出されています。いずれも、石灯籠や建物に焼き付けられた熱線の影を測定し、その方向を地図上に落として交差する地点を爆心地としたもので、島病院の上空約580メートルで炸裂したとされました。
その後も研究が続けられていますが、現在最も信頼性が高いとされているのは、現在の大手町一丁目5-24,島外科南側大手町第3駐車場の敷地内の上空高度約600メートルの地点(東経132度27分27秒、北緯34度23分29秒)です。
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