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働きながら定時制高等学校等に通う方を対象とする奨学金について
一般財団法人広島市教育振興会では、勤労青少年の教育の機会均等に役立てるため、次のとおり、定時制高等学校等に通う学生に対し、奨学金を支給しています。支給された奨学金は、返還の必要はありません。 働きながら定時制高等学校等に進学することを考えている方または現在定時制高等学校等に通われている方は参考にしてください。
奨学金の概要
1 申請できる人
広島市に住所を有し、働きながら若しくは求職しながら広島市内の定時制高等学校等に在籍し、勉学に励む、人物学業ともに優秀で経済的理由により就学困
難と認められる方
2 支給額及び支給期間
年額 96,000円(月額 8,000円)
※ 原則、卒業するまで支給します。
3 出願手続
入学後に学校で申請書を入手の上、必要事項を記入し、学校に提出してください(毎年9月頃募集)。
※ 予算の状況により、年度によっては募集しない場合もあります。
4 国の就学支援金や他の奨学金との併給
可能です。
5 審査・採用について
⑴ 入学された学校において、提出された申請書をもとにして出願者の人物・学力・家計の状況等について確認し、本会への推薦者を決定します。
⑵ 本会では、申請書、学校からの「学校長推薦書」及び「成績証明書」により審査を行い、真に奨学生にふさわしい生徒を選び、採用者を決定します。
不明な点があれば、本会事務局(広島市教育委員会学事課 Tel 504-2469[直通])までご連絡ください。
一般財団法人広島市教育振興会について
一般財団法人広島市教育振興会の前身となる社団法人広島市教育会は、大正十二年に発足し、教育に格別の理解を持たれた有志や教職員の賛助を得て、児童・生徒の奨学表彰、貧困児童の給食、学用品の支給、勤労学生の慰安奨励、教職員の研究助成、佐伯郡観音校外学園の経営、社会教育の振興等の事業を実施してきました。
その後、改組することとなり、昭和二十三年にその財産を引き継いで、財団法人広島市教育振興会が発足しました。
発足後は、勤労しつつ学業につとめている生徒の援助激励、善行児童生徒の表彰、教職員・一般父兄を対象とする教育講演会の開催等の事業を実施してきました。
現在は、広島市内に所在する定時制高等学校等の勤労学生を対象とする奨学金支給事業、火災等によりり災した小・中学生を対象とする学用品購入費援助事業、広島市立似島学園小学校児童への修学旅行費援助事業を行っています。
随時、皆さんからのあたたかいご寄付についても募集しています。