他にもあった「広島市歌」

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ページ番号1024108  更新日 2025年2月16日

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広島市が選定したものではありませんが、過去、同じ「広島市歌」という題名の曲があったことがわかっていますので、ご紹介します。

経緯について

「新修広島市史」(昭和33(1958)年:広島市刊行)の画像

参照:広島市公文書館所蔵「新修広島市史 第四巻文化風俗史編」

明治末期・大正初期

明治22(1889)年に市が誕生した後、明治45・大正元(1912)年頃に「広島市歌」と呼ばれた曲がありました。地元の歯科医・矢田部藤吉氏が作詞し、広島の歴史的発展を詠み込んだその歌詞に感銘を受けた学習院教授・納所弁次郎氏が曲を付けたものです。

「東書文庫所蔵物」の画像(歌詞・楽譜)

※この資料は東書文庫に収蔵されています。東書文庫は、日本で最初にできた教科書図書館で、昭和11(1936)年6月開館以来、時代と共に教科書を収集・保存してきました。正式名称は「東京書籍株式会社附設教科書図書館 東書文庫」と言います。

「尚古」の画像(歌詞)

参照:広島県立図書館所蔵「尚古(第50号)」

「芸備之友」の画像(歌詞)

参照:広島市立中央図書館所蔵「芸備之友(第20輯)」

昭和初期

昭和4(1929)年、隣接していた七つの町村が市と合併したときにも、「広島市歌」は作られています。畑耕一氏の作詞、永井建子氏の作曲によるもので、中国新聞社が市主催の昭和産業博覧会に協賛する目的で作成し、市に寄贈されました。

「広島大本営」の画像(歌詞・楽譜)

参照:広島市立中央図書館所蔵「広島大本営」、著者:畑 耕一

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