下水熱利用の推進

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ページ番号1040123  更新日 2025年5月19日

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下水熱ポテンシャルマップを公開しています。

下水熱の利用を促進するため、平成29年度に下水熱ポテンシャルマップを作成し、下記のとおり公開しています。

下水熱利用とは

下水熱利用とは、未利用エネルギーである下水の持つ熱を、ビルの冷暖房や給湯などに活用し、省エネ・脱炭素の取組の推進を図るものです。

下水は大気に比べ冬は暖かく、夏は冷たい特質を有しています。また、日々の生活から発生する下水を利用していることから安定的かつ豊富に存在します。そこで、この熱(温度差)エネルギーをヒートポンプ等で活用することにより、省エネ・脱炭素の取組の推進が期待されます。

下水熱は、下水管や下水処理場等から熱を利用することができるため、熱需要家との需給マッチングの可能性が高く、また採熱による環境影響が小さいなど、他の未利用エネルギー(河川水、地下水等)と比べてメリットがあると考えられます。

下水熱
図 下水水温と気温の推移と利用可能な熱エネルギー

全国での導入事例など、詳しくは下記国土交通省のホームページ(外部サイト)をご覧ください。

下水熱ポテンシャルマップとは

下水熱ポテンシャルマップとは、下水熱を利用するための目安となる下水熱ポテンシャルの量と位置を示したもので、夏季と冬季のマップを掲載しています。

空調や給湯設備等の新設・更新の時期に合わせ、下水熱利用システムの導入を検討する際などに、参考としてください。

なお、本マップで示した値は、下水道施設・管路内における下水流量実測値等を基に、下水温度差5℃としてポテンシャルを推計したものであり、下水熱利用システムの導入にあたっては、下水水温の実測等による詳細検討が必要になります。

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このページに関するお問い合わせ

下水道局施設部 計画調整課事業計画係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号 12階
電話:082-504-2413(事業計画係)  ファクス:082-504-2429
[email protected]