知って楽しい下水道!!
水はどこから来て、どこへ行くのでしょうか?
水の循環
水は私たちが生活していくうえでなくてはならないものです。海の水が太陽の熱であたためられると、蒸発して雲になります。それが雨を降らせて、また川や海へ流れていきます。このことを「水の循環」といいます。
昔は、川がもっている自然の力で水をキレイにしていましたが、今では、下水道がなくてはならないものになっています。
私たちは、家庭や学校などで毎日たくさんの水を使います。お風呂や台所、トイレの水など汚れた水は、道路の下にある下水道管を通って水資源再生センターに集められ、キレイな水にして川や海に返されます。
また、庭や道路に降った雨も下水道管を通って川に流されます。これらの下水道管、水資源再生センターなどの施設を下水道といいます。
「水資源再生センター」は何をするところ?
下水処理の仕組み
水資源再生センターは、家庭や工場などで使って汚れた水をキレイにして、川や海へ戻すところです。そこには5つの大きな池があり、その池を順番に通りながら下水は除々にキレイになっていきます。
水資源再生センターでは、下水をキレイに戻すために目に見えない微生物を使います。それは、下水の汚れを微生物が食べてくれるからです。
下水がキレイになって海へ戻るまでの様子。


※【活性汚泥】とは、下水を食べてくれる微生物をたくさん含んだ汚泥のことです。


下水が水資源再生センターに入り、キレイになって出るまで、約12時間かかります。
微生物ってどんな生き物?
微生物
微生物とは、目に見えない1mm以下の小さな生き物です。微生物は地球上に数えきれない種類がいますが、下水をキレイにしてくれる微生物は200種類ほどです。その中で顕微鏡でよく見ることができる微生物をいくつか紹介します。












もしも下水道がなかったら…
下水道の役割
下水道は現代の私たちの生活に欠かすことのできない、とても大切なものになっています。もしも下水道がなかったら…どんな不便なことになるのか考えてみましょう。
下水道がない
下水道がある
下水道ができると、街に下水が直接流れることがないので、カやハエが発生することなく街が衛生的になっています。
下水道がない
下水道がある
下水道ができるまでは、くみ取り便所でした。下水道ができると水洗トイレが使えるようになり、便利でせいけつになっています。
下水道がない
下水道がある
下水道があると、降った雨をすばやく下水道管に集めて、海や川に流すようにし、街中が水びたしにならないようにしています。
下水道がない
下水道がある
下水をキレイにしてから、海や川に戻すから、海や川が汚れることがへり、海水浴や川遊びができるくらいキレイになっています。
このページに関するお問い合わせ先
下水道局経営企画課庶務係
電話:082-504-2265/ファクス:082-504-2429
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