指揮調査業務
私も誰かの力になりたい。災害現場は
悲惨で無力さを感じることもあるが
市民の方の労いの言葉や笑顔で、この仕事を選んでよかったと感じる
消防署 指揮調査隊員 平成24年度採用
なぜ消防士を志したのか教えてください
学生のときに友人が怪我をして救急車で搬送されたことがあり、その時に救急隊の迅速な活動を目の当たりにして『私も誰かの力になりたい』という思いから人を助ける消防という仕事を志望しました。
消防というと火事や救急等の災害現場へ赴き活動するというイメージが強かったのですが、災害現場へ出動するだけではなく、予防業務などの事務仕事もあり、業務内容の幅の広さに驚きました。
現在自分が行っている仕事を紹介してください
私が行う業務は大きく分けて『災害現場の指揮支援活動』と『火災原因調査』の2つです。
指揮支援活動は、火災や救助などの災害現場で災害の実態を早急に把握し、逃げ遅れた人がいないかなど、現場活動するために必要な情報収集を行うとともに、各隊に活動方針を伝えることにより被害を最小限にする仕事です。
火災原因調査は、火災がどのようにして発生し拡大したのかなどの原因を究明する仕事です。
働き始めてからの一番の思い出を教えてください
災害現場で市民の方と接するときは、悲惨な場面が多く無力さを感じることもあります。しかし、市民の方から活動に対して労いの言葉をかけていただいたり、街中で消防車を見かけ手を振ってくれる小さい子どもの笑顔を見たときは、この仕事を選んでよかったと感じる瞬間であり、また頑張ろうという気持ちにさせてもらいます。
これから消防士を目指す女性にメッセージをお願いします
消防職員はまだまだ女性の人数が少なく、男性の職場というイメージが強いかもしれませんが、業務の幅の広い消防では、女性であることも一つの個性として自分だからできること、やりたいことをきっと見つけられる職場だと思います。
体力的、精神的に大変なことも多くありますが、それ以上にやりがいを感じることができる職場です。男性の職場だと先入観をもたずぜひ選択肢の一つとして考えてみてください。
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