広島市立看護専門学校の3つのポリシー
広島市立看護専門学校の3つのポリシー
🕊 アドミッションポリシー (入学生受入れ方針)
本校では、医療や看護の分野に強い関心を持ち、自ら積極的に看護師に求められる知識・技術・態度を修得し、将来、看護師として、地域社会で貢献することを目標とする学生を求めます。
1.将来看護師として、地域社会に貢献する意思を持つ人
2.目標に向かって、主体的に行動できる人
3.社会のルールや規律を守り、責任ある行動がとれる人
4.協調性とコミュニケーション能力を持ち、他者と助け合える人
5.自己の生活習慣を整え、心身の健康管理ができる人
6.看護学を学習するための基礎学力をもち、課題をやり遂げるための努力ができる人
🕊 ディプロマポリシー(卒業認定の方針)
本校では、学校に3年以上在学し、所定の教育課程を修了し、次の基準を満たした学生の卒業を認定(称号授与)します。
1.Professionalism―専門職業人としての意識―
専門職業人として、高い倫理観を備え、常に自己研鑽し、学び続けることができる人
2.Communication―他者との良好な関係構築―
多様な価値観に対応しうる柔軟性をもち、他者を理解し、他者と適切な関係を築くことができる人
3.Clinical Judgment ―専門的知識・技術に基づく臨床判断能力―
看護の専門的知識・技術を習得し、科学的根拠に基づいた臨床判断ができる人
4.Nursing Practice―看護実践力―
社会の動向に関心を持ち、時代の求める看護に対するニーズをとらえ、実践することができる人
5.Interprofessional Work―チーム医療・多職種連携―
医療チームの一員として、多職種相互の役割を尊重し、連携・協働できる人
🕊 カリキュラムポリシー(教育課程の編成、実施・評価の方針)
1.課程の編成
【第一看護学科】
1)看護の対象である人間に対し、身体・心理・社会的側面からの全人的理解と、生活者としてのその人を取り巻く環境について多角的な側面からの理解を深めるため、1年次では、自己理解を目的とする心理学やコミュニケーション論、社会学といった教育内容を配置し、論理学や英会話、スポーツ理論、人間関係論などの他者との交流や異文化間とのコミュニケーションを学ぶ体験を通して、学年が進む中で、他者を理解し、他者との良好な人間関係を構築するための基盤となる科目を学習する。
2)1年次に、看護を実践するために必要な知識である解剖生理学や診断治療学等の専門基礎分野について学習し、看護学を学ぶための基礎知識を得られるよう配置する。
3)専門分野について、1年次には基礎看護学を土台とし、2年次より成人、老年、精神、母性、小児看護学、2年次後期からは看護の統合と実践へと段階的に科目を配置する。
4)地域・在宅看護論は、在宅で生活している療養者について、居宅内のみならず、居宅のある地域という視点から療養者の生活を考えられるよう1年次より配置し、2年次、3年次では、医療的な支援を必要とする療養者への看護援助を学び、実践につなげられるよう配置する。
5)専門的知識・技術を活用し、対象者の状況や環境等段階的に難易度を高めることで臨床判断能力を育成できるよう教育内容を配置する。
6)臨地実習では、多様な価値観に触れる機会を数多く持てるよう、医療施設やそれ以外の施設で多職種と協働できる機会も含めて計画する。
【第二看護学科】
1)看護の対象である人間に対し、身体・心理・社会的側面からの全人的理解と、生活者としてのその人を取り巻く環境について多角的な側面からの理解を深め、看護実践者としてのアプローチのあり方やその影響について科学的に思考する態度を身につける。また、科学的思考力及びコミュニケーション能力を高め、感性を磨き、自由で主体的な判断と行動をとれるよう、基礎分野として1年次では論理学、社会学、情報科学、2年次には人間関係論や教育学、3年次には心理学を配置する。
2)1年次に、看護学の観点から人体を系統立てて理解し、健康・疾病・障害に関する観察力、判断力を強化するため、解剖生理学、診断治療学等看護実践の基盤として専門基礎分野について学習し、看護の対象者の身体的・心理的側面における正常・異常の理解、疾患とその治療や、社会的側面に関連する環境因子や社会の仕組みを学べるよう配置する。
3)専門分野では、准看護師教育で学んだ知識を活用し、臨床判断能力や看護実践能力を育成するため、1年次より、段階的に看護学各論の講義、演習及び実習を効果的に組み合わせた配置とする。
4)地域・在宅看護論は、在宅で生活している療養者を、居宅内のみならず、居宅のある地域という視点から療養者の生活を考えられるよう1年次より配置し、2年次、3年次では、医療的な支援を必要とする療養者への看護援助を学び、実践につなげられるよう配置する。
5)臨地実習では、多様な価値観に触れる機会を数多く持てるよう、医療施設やそれ以外の施設で多職種と協働できる機会も含めて計画する。
2.教育の実施
1)教授方法として、理論的な知識を学び、科学的思考力及びコミュニケーション能力を高め、感性を磨き、自由で主体的な判断力と行動力を育てるよう、グループワークや演習などを多く取り入れる。
2)臨地実習は理論と実践をつなぐものであり、すべての看護学分野においてこれまで学んだことを実践の場において体験し、体験を通して自らの学びとして習得することができる学習の場と考え、実施する。
3)臨地実習施設と連携し、学んだ看護の理論や技術を、実際の場面で適応し、看護の理論と実践を結びつけて理解、統合できる能力を養うよう実施する。
3.評価
1)科目の到達目標に合わせて、シラバスに提示している多様な評価方法を取り入れて評価を行う。
2)臨地実習の評価については、到達目標に合わせ、実習要項に提示している評価項目に基づき、自己評価と他者評価の統合による評価を行う。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉局看護専門学校 教務課
電話:082-243-6146(代表) ファクス:082-243-8368
[email protected]
