在校生の声
第一看護学科 1年生
一年次は、看護を行う上で必要となる知識や技術、態度を基礎から学習します。基礎看護学実習では、実際に患者さんを受け持たせていただきます。実習ではコミュニケーションから情報収集を行い、患者さんの個別性と安全・安楽に配慮をし、根拠に基づいて看護援助を実施します。知識がなければ患者さんへの理解につながらないため、普段の学習から十分な知識を身につけることが必要です。講義では、人体の構造と機能や看護技術、治療について学んでいきます。先生方から実際の臨床経験を交えながらの講義を受けることができ、また、病院の医師からの講義もあり、より実践的な知識を身につけることができます。演習では病室と同じような環境で練習でき、先生方からも一人一人に対して丁寧なサポートを受けながらより質の高い技術を実践できるよう練習を重ねています。
年代も様々な仲間と支え合いながら、今後も患者さんの苦痛や不安に寄り添える看護師を目指します。
第一看護学科 2年生
二年次は、一年次に学習した基礎知識・技術を活かして、より専門的な授業や実習が始まります。実習では日々変化する患者さんの状態に合わせて観察項目を挙げ、患者さんの個別性をふまえた援助を考え、実施・評価をしていきます。実際に援助をする中でコミュニケーションをとることが難しい方もおられますが、患者さんがどのような思いをもたれているのかを捉えた上で看護をすることが大切だと学びました。授業ではグループワークの機会が多く、自分とは異なる視点での考えを深めることができます。限られた時間の中で優先順位を考えながら看護展開することに難しさを感じますが、先生方の手厚いご指導や仲間に相談しやすい環境で、看護の楽しさを感じながら学ぶことができています。
患者さんとともに目標達成するために、色々な側面から寄り添い、思いを理解できる看護師になれるよう、今後もさらに学びを深めていきたいと思います。
第一看護学科 3年生
三年次では、一.二年次よりも専門的な小児、精神、母性、などの臨地実習があります。実習では患者さんのもとへ通い、思いを聴くことが何よりも患者さんを理解し、回復に繋がることを学びます。また、最後に看護師の働き方を知るため、役割別の同行実習や夜勤帯実習、多重課題・優先順位などを考える複数患者を受け持つ統合看護実習を行います。他にも、就職活動や国家試験対策も併せて行うため、計画的に行動する必要があります。目まぐるしい日々を過ごしていますが、すべてのことにやりがいがあり、先生方や仲間のサポートもあって楽しく、充実した時間を過ごすことができています。
このように3年間様々な患者さんを受け持たせていただき、自分が看護する上で大切にしたいことが徐々に明確になっていったと感じています。実習で経験したことや感じたことを忘れず、患者さん一人ひとりが望む生活を支援できる看護師になれるよう、努力していきます。
第二看護学科 1年生
私は准看護学校を卒業後、本校に進学し、診療所で准看護師として働きながら通学しています。新しく仕事を覚えることと学業の両立は大変ではありますが、働きながら学校に通うことで得られるメリットもあります。それは職場で行う看護技術において手技のポイントが分からないことがあっても講義や演習を通して学ぶことができます。また1年次は解剖生理・診断治療学や基礎看護学について学びます。新しい知識を得られるだけでなく准看護学校で学習したことの復習にもなるため、何年間か臨床で働いていた方も安心して勉強できる環境だと思います。授業では、グループワークが多い中、年齢も前職種も様々なため、自分一人では思いつかない考え方や意見を得ることができます。
私は、この良い環境で様々な看護の知識や技術を身につけて患者さんに安全で安楽な看護を提供できる看護師を目指します。
第二看護学科 2年生
私は、准看護学校で学んだ知識や技術をより専門的に学びたいと思い、本校に入学しました。一年次に学んだ解剖生理学を基盤に、病態生理や個別性を考慮した看護過程の学びが始まります。患者さん一人ひとりに必要な看護を考える難しさを感じますが、仲間と支え合いながら学びを深めています。
演習は、ただ教科書に沿って知識や技術を覚えるだけでなく、先生方の知識と経験からもたくさんのアドバイスをもらい、実践的なテクニックを学ぶことができます。
学業と家庭の両立に苦労することもありますが、家族の支えや同じ境遇の仲間の助けが大きな力になっています。また、年齢や経験の異なる仲間との学びは新たな視点を得る機会となり、良い刺激を受けています。これから本格的な実習が始まりますが、患者さんの想いに寄り添える看護師を目指し、努力を続けていきます。
第二看護学科 3年生
私は准看護学校卒業後の進路について、進学と就職でとても迷いました。進学を決めた時は子育てと学業の両立に不安が大きかったのですが、入学すると昼間定時制のため無理なく両立することができました。第二看護学科は社会経験や生活背景、年齢など様々な学生がおり、皆自分の目指す目標に向かってモチベーション高く取り組んでいます。その前向きに努力する姿に私も背中を押され支えられました。先生方は丁寧に熱心にサポートして下さり、時には優しく時には厳しい指導の一つ一つが自身の課題や強みについて見つめる機会となり、看護師を志す上での糧になっていると感じています。3年次に行う実習では、基礎的知識・技術・態度の習得に加え、より実践的な看護を学びます。その中で受け持たせていただいた患者さんからの言葉や関わりが今では自分の看護観の基礎となりました。私のように悩んでいる人がもしいたら、本校で一緒にがんばろう!と伝えたいです。
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