熱中症の予防について

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ページ番号1012785  更新日 2025年2月20日

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熱中症について

熱中症とは

高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をいいます。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

イラスト:熱中症

熱中症の症状

軽症

めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらないなど

中等症

頭痛、吐き気、体がだるい(倦怠感)など

重症

意識がない、けいれん、体温が高い、まっすぐに歩けないなど

熱中症が疑われたときの対応

イラスト:熱中症の応急処置
(環境省 熱中症環境保健マニュアル2022より抜粋)

日頃から熱中症を予防するための対策

小まめな水分補給

  • のどが渇いてなくても小まめに水分補給をしましょう。
  • 大量に汗をかいた場合は、水だけでなく、スポーツ飲料などで塩分も補給しましょう。

 

イラスト:水分補給(女性)

イラスト:水分補給をする人(男性・ペットボトル)

暑さを避ける

  • 暑い日は外出を避けましょう。
  • 屋外に出る場合には、日傘や帽子を着用しましょう。
  • 日陰など直射日光を避け、活動しましょう。
  • 室内では、冷房などの空調設備を利用し、ブラインドやすだれなどで直射日光を遮りましょう。
  • 自宅に冷房がなく適切な温度が保てない等の場合には、ひろしまクールシェアなど近くの涼しい場所で過ごしましょう。
  • 熱中症特別警戒情報発表時には、広島市の指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を活用いただけます。

涼しい服装に

  • ゆったりとした衣服で、襟元をゆるめて通気しましょう。
  • 吸汗・速乾素材や軽・涼スーツ等を活用しましょう。
  • 炎天下では、輻射熱を吸収する黒色系の素材を避けましょう。

暑さに備えた体づくり

  • 日頃から適度に運動し、汗をかく習慣を身に付けることで、熱中症にかかりにくい体をつくりましょう。
  • じっとしていれば、汗をかかないような季節からでも、少し早足でウォーキングし、汗をかく機会を増やしていれば、夏の暑さに負けない体をより早く準備できることになります。また生活習慣病の予防効果も期待できます。

イラスト:ウォーキングする男性

体調管理

  • 熱中症の発生には、その日の体調が影響します。寝不足や二日酔い、風邪などの体調が悪い時は、熱中症にかかりやすいので、体調管理に気を付けましょう。
  • 体調が悪い時は、暑い場所での活動は控えましょう。

関連情報

動画

熱中症対策について、より分かりやすく動画で紹介しています。

『気象予報士と学ぶ!2024年の熱中症対策』
制作:NPO法人気象キャスターネットワーク 協力:大塚製薬

普及啓発資料

環境省では、熱中症対策の普及啓発に活用できる資料を作成しています。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局保健部 健康推進課保健企画係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6-34
電話:082-504-2980(保健企画係) ファクス:082-504-2258
[email protected]