平和記念式典における議長の式辞

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ページ番号1010263  更新日 2026年8月24日

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式辞

 

本日ここに、高市内閣総理大臣を始め、ご来賓各位、被爆者、ご遺族の方々のご臨席と国内外から多くの皆様のご参列のもと、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式を挙行するに当たり、原子爆弾の犠牲となられた多くの御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。

81年前の8月6日、一発の原子爆弾は広島の街を一瞬にして破壊し、多くの尊い命が失われました。心身に癒えることのない傷を負いながらも生き延びた人々は、「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という切なる願いのもと、被爆の実相と平和の尊さを訴え続けています。

しかしながら、世界では戦争や紛争が絶えず、核兵器依存や核戦力の拡大が懸念されるなど、国際情勢は厳しさを増しています。

一方で、G7広島サミットの開催や、日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞などを経て、広島にかつてないほど注目が集まり、平和記念資料館の入館者数が3年連続で過去最多を更新するなど、市民社会の平和への意識は一層高まっています。

被爆による壊滅的な被害を受けながらも、先人たちのたゆまぬ努力と国内外からの温かい支援により復興を成し遂げてきた広島は、近年では、世界から多くの人々が集い、学び、交流する魅力と活力にあふれた都市へと発展を続けています。ご臨席の皆様を始め、広島を訪れる方々には、過去の惨禍と復興の歴史、そして現在の広島の街と市民の姿から、日常にある「平和」に思いを寄せる時間を過ごしていただきたいと思います。

私たちは、こうした理解と共感を力に、これからも平和の象徴である広島のまちづくりを進めると同時に、世界の人々と連帯し、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて全力で取り組むことを、ここに改めてお誓い申し上げます。

結びに、原子爆弾の犠牲となられた御霊の安らかならんことを心からお祈り申し上げますとともに、今なお後遺症に苦しんでおられる被爆者並びにご遺族の方々への援護がより一層充実することを念願し、式辞といたします。

令和8年(2026年)8月6日

広島市議会議長 八條 範彦

 

議長式辞(動画)

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