種苗放流と種苗生産
広島市では、都市化に伴う沿岸部の埋め立てにより、魚介類の生息場所として重要な藻場や干潟が減少し、これに伴い水産資源も減少してきました。
このため、広島湾や太田川の生息に適し、さらには、漁業者から要望が高い魚介類の稚魚等(以下「種苗」という。)を放流し、水産資源の維持増大を図っています。
放流を行っている種苗には、広島市水産振興センターで生産しているものと、他産地から購入しているものがあります。
広島市水産振興センターで生産する種苗
広島市水産振興センターでは、放流または市内漁協への販売用の種苗を生産しています。
種類 |
計画数量 |
規格 |
生産期間 |
---|---|---|---|
アユ |
70万尾 |
0.5g以上 |
9月~2月 |
マコガレイ |
12万尾 |
30mm以上 |
12月~5月 |
アイナメ |
1万尾 |
60mm以上 |
12月~4月 |
ガザミ |
20万尾 |
稚ガニ3令以上 |
5月~9月 |
ワカメ |
8,000m(種糸) |
幼芽3mm以上 |
4月~12月 |
他産地から購入する種苗
漁業者の要望等を参考に、他産地から種苗を購入し、放流しています。
種類 |
令和3年度 |
令和4年度 |
令和5年度 |
---|---|---|---|
アユ |
231kg |
231kg |
231kg |
ウナギ |
35kg |
35kg |
30kg |
カサゴ |
37,000匹 | 37,000匹 |
- |
シジミ |
1,231kg |
1,117kg |
1,117kg |
ヨシエビ |
20,150匹 |
18,800匹 |
18,200匹 |
オニオコゼ |
17,310匹 | 14,900匹 | 17,200匹 |
キジハタ |
- | - | 9,100匹 |
魚介類ふれあい放流事業
アユの釣り場を市民の方々に提供するとともに、自然環境の保護意識の高揚を図るために漁業権が設定されていない八幡川、瀬野川にアユの種苗を放流しています。
令和4年度 |
令和5年度 |
令和6年度 |
|
---|---|---|---|
八幡川 |
15kg |
14kg |
13kg |
瀬野川 |
15kg |
14kg |
14kg |
このページに関するお問い合わせ
経済観光局農林水産部 水産課
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2252(代表) ファクス:082-504-2259
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