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東消防団は、東区を管轄し、8分団と事務局(女性消防隊を含む。)で構成され、消防団員は、それぞれの職業を持つ傍ら、火災や風水害などの災害対応をはじめ、火災予防の広報活動などを行っています。
また、東消防団は、積極的に地域の行事に参加し、地域との連携を強化していきたいと考えていますので、消防団活動にご理解とご協力をお願いいたします。
令和6年度の6月から8月に行った主な活動を紹介します。
【応急手当指導員講習会】
令和6年7月10日(水曜日)、東消防署において、救命講習の指導員として活躍されている女性消防団員を対象とした、指導技術向上のための講習会を実施しました。
本講習会では、救急係長及び救急隊員を講師として招き、救命講習における指導のポイントや、他の団員が模擬指導を行っている様子を見て、改善点などを意見交換し、受講者により分かりやすく、楽しく学んでいただく方法を考えました。
【東消防団普通救命講習】
令和6年8月25日(日曜日)、東消防署において、東消防団員を対象とした普通救命講習を実施しました。
この講習は、女性消防団員が講師となって毎年2回実施しています。
参加者は皆、地域の防災リーダーとして真剣に、救命に関する知識と技術の再確認を行いました。
【地域での活動】
東区内各地において開催された地域のイベントにおいて、ロープ結索体験や、消防団車両との記念撮影などを行いました。
会場には、広島市消防団マスコットキャラクター「ひろピー」も駆けつけました。
令和6年度の4月及び5月に行った主な活動を紹介します。
【辞令交付式】
4月1日(月曜日)東消防署において、辞令交付式を実施しました。
階級昇任者、新たに入団した団員や機能別団員が出席し、新たな体制で令和6年度がスタートしました。
【規律訓練】
4月21日(日曜日)福田消防訓練場において、規律訓練を実施しました。一つ一つの動作を確認しながら、消防団員として必要な規律の習熟度を高めました。
【東区水防重要危険箇所合同巡視及び水防訓練】
5月9日(木曜日)東区役所、東消防署と合同で水防重要危険箇所の合同巡視を実施しました。情報の共有化を図るとともに、防災機関の連携をより強固にすることができました。
この他にも各分団が東消防署の職員と合同で水防訓練を実施しました。大規模災害時等に後方支援を行う消防団サポーターも参加して、土のう作成やシート張り工法の要領などを学びました。
これからも、訓練を重ねて災害時に安全・確実・迅速な活動が行えるよう備えていきます。
福田訓練場において、消防署と消防団が連携した訓練を実施することで、相互の消防活動能力の向上を図ることを目的に署・団消防活動訓練連携訓練を実施しました。これから、冬を迎えるにあたり火災が発生しやすい時期となります。本訓練で、連携を更に強化するとともに、消防職員、消防団員ともにスキルを向上することができ、大変有意義な訓練となりました。
中山小学校で行われた東区防災訓練・防災フェアに東消防団中山分団と事務局女性消防隊が参加しました。
初期消火訓練や救急教室、記念撮影などの様々な体験コーナーを設け、地域住民の方に楽しく防火・防災について学んでいただきました。
東消防署において、応急手当に関する正しい知識と技術を習得するため、普通救命講習を実施しました。
今後は地域の防災リーダーとして、応急手当の普及・啓発に取り組んでいきます。
また、今回は消防団活動を支援する消防団サポーターの学生も一緒に受講しました。
東区福田町にある呉娑々宇山において、東消防署、消防航空隊及び東消防団により、林野火災訓練が実施されました。
署と団が連携して、山頂まで消防用ホースを約85本延長し、ポンプ運用技術や各級指揮者の指揮能力の向上を目的とし、空気が乾燥して、山火事が多く発生するこれからの季節に備えました。
● ホース延長を実施 (1) ● ホース延長を実施 (2)
● 放水を実施 (1) ● 放水を実施 (2)
東消防署(東区光町二丁目)において、午前の部と午後の部に分けて、普通救命講習会を実施しました。
新型コロナウイルス感染症の影響のため、今回は3年ぶりの実施となり、いざというときのための応急手当の知識と技術を学びました。
今後は、消防団サポーターにも参加を集い、普通救命講習を積み重ねていく予定です。
● 心肺蘇生を実施 ● AEDを使用
東消防団各分団の管轄区域において、消防団車両や徒歩により、街頭広報を実施しました。
年末特別警戒は、「夜回り」や「火の用心」として地域で行われた伝統行事でもあるため、『自分たちのまちは自分たちで守る』という消防団の原点を再認識することができました。
● 年末特別警戒幹部巡視を実施 (1) ● 年末特別警戒幹部巡視を実施 (2)
東消防署(東区光町二丁目)において、東消防署職員と東消防団女性消防隊員3名により、尾長地区自主防災連絡協議会の方に救急教室を実施し、地域の自主防災組織との連携の強化を図りました。
● 救急教室を実施
福田消防訓練場(東区福田字原山90番)において、消防団員50名が参加し、今年度2回目の規律訓練を実施しました。
規律訓練は、迅速的確な団体行動の確保と団結力及び士気の向上を図ることを目的としています。
● 部隊訓練を実施 ● 分列行進を実施
東消防団は、現在員212名(令和5年3月1日現在)で、11車庫を拠点に活動しています。
広島市東区に居住、または広島市東区に通勤、通学されている方で、18歳以上の健康な方であれば入団することができます。
東消防団員募集のチラシ [PDFファイル/188KB]
大規模災害時に消防団員の活動の支援を行う、事前登録制のボランティアです。
登録を希望される方は、市内各区の消防署の警防課へお問い合わせください。
広島市消防団サポーター募集のチラシ [PDFファイル/1MB]
広島市森林公園芝生広場(東区福田町字藤ヶ丸10173番地)において、東消防署及び東消防団福田分団並びに女性消防隊により、来園者の防災意識の向上を図るための普及啓発活動を実施しました。
● 女性消防隊員による広報活動を実施
比治山大学(東区牛田新町四丁目1番1号)において、比治山祭が開催されました。
東消防団女性消防隊は、消防団ブースを開設し、広島市消防団サポーター募集チラシ等の配布、普通救命の指導、非常食づくりの実演、防火防災紙芝居を披露しました。
● 広報グッズを配布 ● 心肺蘇生を指導
● 非常食づくりを実演 ● 防火防災紙芝居を披露
広島県消防学校グランド(安佐北区倉掛二丁目33番2号)において、消防ポンプ操法訓練成果披露会を実施しました。
消防ポンプ操法訓練は、消防団員の士気の高揚と団結の強化を図り、消防技術の向上及び体力、気力の錬成を行うことを目的にしており、消防団員は自分の仕事をしながら日夜厳しい訓練を積み重ね、ご家族の応援と理解のもと、成果披露会に臨みました。
● 消防活動連携訓練を実施 (1) ● 消防活動連携訓練を実施 (2)
東消防署戸坂警防隊が実施するアプローチ訓練に、戸坂分団7名が初めて参加しました。
アプローチ訓練とは、消防隊が計画する訓練の一つで、あらかじめ消防活動等の防ぎょ困難な地域を選定し、その地域の特性や困難な原因を実際に現地へ出向し確認することで、建物火災が発生した場合の防ぎょ戦術を再確認し、各隊の連携強化を図る訓練です。
今回は、東区戸坂出江一丁目13番付近を訓練場所として、現地の地理水利、道路状況及び建物の実態とホースの延長経路を確認し、署団における情報の共有ができました。
● 現地において道路状況等を情報共有