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この仕様は、本市が率先して温暖化対策に取り組む必要があるため、市有建築物の省エネルギーに関する導入項目(以下、「市有建築物省エネ導入項目」という。)を定め温室効果ガス排出を削減するものです。
すべての市有建築物の新築、増築、改築(以下、「新築等」という。)又は改修について計画、設計する場合、「市有建築物省エネ導入項目」を検討します。
(1)地球温暖化対策の推進
床面積の合計が2,000平方メートル以上の新築等の建築物については、建築物総合環境性能評価システム(CASBEE広島)の広島市重点項目である「地球温暖化対策の推進」の評価点4.0を目標とします。
(2)緑化の推進
緑化の推進は、「地球温暖化対策等の推進に関する条例」における緑化率の規定を適用します。なお、敷地面積1,000平方メートル未満の新築等の建築物についても同様とします。
(3)建築物エネルギー消費性能の向上
床面積の合計が300平方メートル以上の新築等の建築物※1については、建築物エネルギー消費性能について、BEI※2≦0.8※3を目標とする。ただし、市営住宅の目標についてはBEI≦1.0※3とする。
令和6年(2024年)4月1日以降に建築物エネルギー消費性能適合性判定を申請するものから適用する。