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広島市優良建設工事等表彰について、表彰名を「広島市優良建設工事・建設コンサルタント業務等表彰」に改定します。
広島市優良建設工事・建設コンサルタント業務等表彰について、選定基準等を改定します。
(1)概要
将来にわたる公共工事の品質確保と地元建設業界の担い手の育成・確保を図るため、これまで入
札・契約制度の見直しに取り組んできました。
この取組みを更に強化するため、平成29年度より広島市が発注する建設工事、建設コンサルタン
ト業務等において、優れた成績を修めた受注者及び技術者を表彰しております。
令和6年度以降の表彰の選定基準は、下記(2)のとおりです。
(2)表彰の選定基準
表彰候補の選定基準 |
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優良建設 工事表彰 |
1 前年度に引渡しを受け、かつ、表彰年度の4月末日までに工事成績評定通知書を 受けた最終契約金額1000万円以上の工事において、工事検査成績評定点が選定 基準A(86点)以上の工事のうち、評価点(工事検査成績評定点と加算点との 合計点、又は工事検査成績評定点のみ)が選定基準B(89点)以上の工事 (土木一式工事、建築一式工事等全ての工事が対象) 2 上記工事において労働災害、公衆災害等(受注者の責めに帰すことができない ものを除く)を起こしていないこと 3 市内に本店を有すること 4 前年度に引渡しを受け、かつ、表彰年度の4月末日までに工事成績評定通知書を 受けた施工実績を2件以上有し、その工事検査成績評定点の平均点が76点以上 で、かつ、65点未満の工事がないこと 5 前年度に指名停止の措置を受けていないこと |
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優良建設 コンサル タント 業務等表彰 |
1 前年度に引渡しを受け、かつ、表彰年度の4月末日までに業務成績評定通知書を 受けた最終契約金額500万円以上の業務のうち、業務成績評定点が85点以上の 業務(地質調査業務、測量業務、土木関係建設コンサルタント業務(監理業務 を除く)、建築設計等業務が対象) 2 上記業務において労働災害、公衆災害等(受注者の責めに帰すことができない ものを除く)を起こしていないこと 3 市内に本店を有すること 4 前年度に引渡しを受け、かつ、表彰年度の4月末日までに業務成績評定通知書を 受けた業務実績を2件以上有し、その業務成績評定点の平均点 が78点以上で、 かつ、65点未満の業務がないこと 5 前年度に指名停止の措置を受けていないこと |
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優良 技術者 表彰 |
工事 |
表彰候補工事の監理のため配置されていた監理技術者又は主任技術者(工事 の専任を要しない期間を除いた全期間に従事していること) |
業務等 |
表彰候補業務の管理のため配置されていた、主たる業務分野の管理技術者(業 務等の専任を要しない期間を除いた全期間に従事していること) |
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特別表彰 |
同一の工種又は業種において、優良表彰を4年以上連続で受けた受注者及び 技術者のうち、その翌年度も表彰候補となった者は特別表彰の候補とする (令和6年度のみ経過措置として令和5年度表彰の選定基準及び審査基準(従 前の基準)を適用) |
(3)被表彰者の審査等 被表彰者の審査等は、広島市優良建設工事・建設コンサルタント業務等表
彰審査委員会において行います。
(4)表彰の方法 表彰は、市長が表彰状を授与します。
表彰基準の概要図(新旧比較図) [PDFファイル/734KB]
広島市優良建設工事・建設コンサルタント業務等表彰実施要綱第4条第1号に定める、令和6年度以
降の優良建設工事表彰における加算点の要件は次のとおりです。
各加算項目に該当する場合は、広島市ホームページ「広島市優良建設工事・建設コンサルタント業
務等表彰制度」に掲載している申請様式に加え、実施状況が確認できる書類を提出してください。
加算点一覧
分野 |
担い手育成・確保に資する取組み |
生産性向上に資する取組み |
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項目 |
若手育成 |
女性の活躍 |
処遇改善 担い手確保 |
建設業界の 魅力向上 |
ICT活用 |
0.5 点 |
・【企】対象年度に完了した公共工事において、専任を要しない期間を除いた全期間、若手技術者(開札日において満年齢40歳以下・監理・主任技術者)を配置した。 |
・【企】対象年度とその前年度に完了した公共工事において、専任を要しない期間を除いた全期間、女性技術者(監理・主任技術者)を配置した。 |
・【企】対象年度に完了した公共工事において、建設キャリアアップシステムを活用した。 |
・【企】対象年度とその前年度に、広島市内の大学・短期大学・高等学校等が実施するインターンシップを受入れた。 |
・【企】対象年度とその前年度に完了した公共工事において、ICT活用工事に取り組んだ(簡易型含む)。 |
・【企】対象年度とその前年度に完了した公共工事において、地元住民や児童・学生等を対象とした現場見学会を開催しイメージアップに努めた。 |
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1.0 点 |
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・表彰対象工事において、建設キャリアアップシステムを活用した。 |
・表彰対象工事において、地元住民や児童・学生等を対象とした現場見学会を開催しイメージアップに努めた。 |
・表彰対象工事において、ICT活用工事に取り組んだ(簡易型)。 |
2.0 点 |
・表彰対象工事において、専任を要しない期間を除いた全期間、若手技術者(開札日において満年齢40歳以下・監理・主任技術者)を配置した。 |
・表彰対象工事において、専任を要しない期間を除いた全期間、女性技術者(監理・主任技術者)を配置した。 |
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・表彰対象工事において、ICT活用工事に取り組んだ。 |
※各項目で、取組みが複数になる場合、いずれか1つを申請すること。
※【企】:企業の取組(各項目において、共同企業体の場合は代表構成員(幹事会社)の実績のみと
する。)
※自己採点表に記入すること。少数第1位以下は切り捨てとする(例 88.9 点→88点)。
※対象年度とは、表彰年度の前年度とする。
※公共工事とは国、地方公共団体又は特殊法人等が発注する建設工事をいう。
※上表における取組みを実施しておらず、加算点が0点の場合でも、工事検査成績評定点が選定基準B
以上であれば表彰の対象とする。
※今後、加算点一覧を適宜見直すこととしている(広島市優良建設工事・建設コンサルタント業務等
表彰審査委員会にて審査)。
加算点一覧の改正は年度末に公表し、翌々年度に反映することを基本とする。
優良建設工事表彰における加算点について(詳細事項含む) [PDFファイル/997KB]
広島市優良建設工事・建設コンサルタント業務等表彰の被表彰者を公募します。