本文
本庁舎西側の植栽の中には、自ら長崎で被爆し、放射線障害に侵されながら、身を呈して原爆被爆者の救護に当たるとともに、「長崎の鐘」、「この子を残して」等、幾多の名作を著された、故永井隆博士邸にあった「ばら」の花があります。
これは、1949年(昭和24年)に開催された広島・長崎原爆都市青年交歓会を記念して、広島市青年連合会が長崎青年団体から故永井博士邸の「ばら」の寄贈を受け、旧本庁舎敷地内に植樹したものです。
品種はレッドラジアンスといい、4月~10月に濃いピンク色の花を咲かせます。
なお、株は接木(つぎき)を行い、現在5株あります。