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広島市は、昭和61年(1986年)10月に重慶市(中華人民共和国)と友好都市提携を行って以来、文化や経済、医療等の分野で友好交流を図っています。
環境保全分野の交流については、平成元年(1989年)に重慶市から広島市に対して環境保全及び酸性雨の専門家の派遣要請があったことから、平成2年(1990年)5月に環境保全視察団を派遣したことに始まり、以来、広島市職員の重慶市への派遣・環境保全技術指導や重慶市職員の受け入れ・環境保全研修等の交流を行っています。
平成10年(1998年)度以降は、隔年で重慶市から職員を受け入れ、環境保全交流を行っています。
環境保全交流の一環として、平成30年(2018年)10月31日に、重慶市から2名の職員の方を受け入れ、環境科学部の業務について説明等を行いました。
苏晴(スー チン)さん
重慶市環境工学評価センター副所長(右端1番目)
刘嘉烈(リュウ ジアリエ)さん
重慶市固形廃棄物管理センター副所長(左端2番目) の2名の方が来られました。
環境科学部の業務内容について、説明を行いました。お二人とも熱心に聴いておられ、質問も多くいただきました。
環境科学部の分析機器を中心に、研究所施設の見学をしてもらいました。
広島市安佐南区にある伴小学校の屋上に設置してある酸性雨採取装置等を見学してもらいました。
昼食では、広島のソウルフードであるお好み焼きを体験してもらいました。研究所の近くにあるオタフクソース(株)(広島市西区)のお好み焼館(WoodEgg)での資料展示の見学とお好み焼きをご自身で作って食べてもらいました。最後は、鉄板清掃も体験してもらいました。
広島の文化を体験することができ、お二人とも、大変喜んでおられました。
今回の訪問を、重慶市の業務の役に立てていただければ幸いです。