本文
石巻市立女子商業高等学校へ訪問しました!(広島商業高等学校)
1 日時
平成25年8月1日(木曜日)
2 場所
石巻市立女子商業高等学校
3 目的
「復興祈念・友情と連帯の証」として、「広島平和の鐘」を寄贈し、世界恒久平和実現に向けた平和交流を行う。また、震災復興に向けたビジネス活動における支援についての提案と交流を図る。
4 訪問者
広島商業高等学校 教諭2名、生徒2名
広島商業高等学校のホームページはこちらから
⇒ 広島商業高等学校ホームページ<外部リンク>
5 概要
広島商業高等学校では、「広島平和の鐘」のレプリカを関連都市の学校に寄贈し、恒久平和実現に向けて連携を図るという取組みを続けており、今年は、宮城県の石巻市立女子商業高等学校に寄贈しました。
宮城県は、東日本大震災で最も多くの学校が被災し、特に石巻市では全体の4割にあたる34校が津波の被害を受けました。その中で、石巻市立女子商業高等学校は沿岸部にあったため、津波により校舎が使用できなくなりました。現在は石巻市立女子高等学校のグラウンドに設置された仮設校舎で授業やクラブをされています。こうした復興の歩みは、本校が被爆し、現校舎に至るまでの歩みと重なるものがあります。
このような理由により、本校と同じ市立の商業高校である石巻市立女子商業高等学校に、震災復興祈念と友情の連帯の証として「広島平和の鐘」のレプリカを寄贈し、併せて、被災地に学ぶ・復興を考える取り組みの交流を行いました。
そして、この交流が両校の「つながり」を深める機会となるように連携を模索していきます。現在、広島商業高校では、石巻市の復興支援を目的とした本校生徒による観光商品(観光プラン)の開発を研究しています。この研究を石巻市立女子商業高等学校との連携で、より充実したものとなるようにしたいと考えています。
4 その他
広島商業高等学校は、一昨年より、東日本大震災の被災地である仙台市を訪問し、寄付金を渡すとともに復興支援として「広島市商ピースデパート」において仙台物産展を開催し、その売上利益の全額を仙台市に寄付しています。今年度も引き続き実施します。
また、昨年11月3日(土曜日)ひろしま国際平和マラソン(ひろしま国際平和マラソン実行委員会主催)においても東日本大震災復興支援として出店しました。
【「広島平和の鐘(※)」寄贈】 震災復興祈念と友情と連帯の証として、「広島平和の鐘」を寄贈しました。
※平和の鐘 片側にはそれぞれの学校名と校章が、もう片側には松井市長の筆で「希望」と記されています。
【仙台・石巻観光プラン提案】 震災復興支援を目的として広島商業高等学校で研究・作成している「仙台・石巻観光プラン」を紹介しました。
【商品開発発表】 石巻市立商業高等学校が取り組んでいる商品開発について、紹介してもらいました。