障害者を含む中高一貫校の建設

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ページ番号1011652  更新日 2025年3月13日

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障害者への理解を深める人づくりのために、障害者を含む中高一貫校を建設してください。

回答
 
現在、本市の特別支援教育については、全ての市立中・高等学校及び中等教育学校において、発達障害等の特別な教育的支援の必要な生徒に対して、一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育の実現を目指して取組を進めています。
 具体的には、各中・高等学校において、大学教授や医師、臨床心理士等の専門家を派遣し巡回相談指導を実施するとともに、校内の特別支援教育の推進役として特別支援教育コーディネーターを養成しています。
 さらに、肢体不自由のある生徒の移動の介助等を行う特別支援教育アシスタントや、個別の学習支援等を行う学習サポーターを配置するなど、校内の支援体制の整備を進めるとともに、教職員が生徒について共通に理解し対応していくよう一致協力して生徒への支援の充実を図っています。
 中学校から高等学校へ進学した際には、円滑に学校生活に適応できるよう、中学校と高等学校が連絡会などを開き、連携を図りながら個に応じた指導に努めています。
 本市においては、障害のあるこどもも、障害のないこどもも同じ場で共に学ぶことを追求するとともに、個別の教育的ニーズのある生徒に対して、自立と社会参加を見据えて、その時点で教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できる、多様で柔軟な仕組みを整備することが重要であると考えています。
 現在、特別な教育的支援を必要とする生徒を対象とした中高一貫校の計画はありませんが、引き続き、全ての市立中・高等学校及び中等教育学校における取組だけでなく、中学校と高等学校が密に連携することにより、全ての障害のある生徒一人一人への適切な教育的支援の充実を図っていきます。
 

このページに関するお問い合わせ先

教育委員会学校教育部特別支援教育課
電話:082-504-2494/ファクス:082-504-2142
メールアドレス:[email protected]