救急相談センター広島広域都市圏・備後圏域(#7119)
救急車の出動件数は高齢者の急病や転倒などにより年々増加しており、令和5年中における広島市消防局管内の救急出動件数は7万件を超えました。
「病院が分からない」「すぐ病院に行くべきか分からない」などという理由で安易に救急車を呼んでしまうと、生命に危険のある傷病者のところに救急車が到着するのが遅くなってしまい、救われる命が救われないおそれがあります。
一方で、救急車の要請をちゅうちょし、結果的に病状が重症化してしまうケースもあります。
そこで広島市では、急な病気やけがをした際に、救急車を呼ぶか、すぐに病院に行った方がよいかなど、判断に迷った方からの電話相談に対応する、「救急相談センター広島広域都市圏」を開設しました。
対象エリア9市6町から開始した「救急相談センター広島広域都市圏」は年々対象エリアを拡大しており、令和6年4月からは「救急相談センター広島広域都市圏・備後圏域」と名称を変更し、備後圏域からの利用も可能となりました。
救急相談センター広島広域都市圏・備後圏域とは
電話相談を通じて、病気やけがの症状を把握した上で、看護師等が24時間体制で次のようなアドバイスをします。
- 救急車を要請するか、自分で医療機関に行くかなどを助言
- 適切な診療科目と医療機関を案内
- けがなどに対する応急手当の方法を助言
対象エリア
広島県
広島市、呉市、竹原市、三次市、大竹市、東広島市、廿日市市、安芸高田市、江田島市、
三原市、尾道市、府中市、福山市、府中町、海田町、熊野町、坂町、安芸太田町、北広島町、
世羅町、神石高原町
山口県
岩国市、和木町
岡山県
笠岡市、井原市
電話番号
#7119
つながらない場合や、山口県・岡山県のエリアから携帯電話でかける場合は
082-246-2000
※相談は無料ですが、通話料は相談をした方の負担となります。
対応できない相談
目的以外の相談、対象エリア以外の方の相談
- 健康相談
- セカンドオピニオンに関すること
- 医薬品情報に関すること
- 育児、介護の相談 など
こんな時は、ためらわず119番へ
- ろれつがまわらない
- 突然、片方の手足に力が入らなくなる
- 急な息切れや呼吸困難
- 胸が締め付けられる
- いつもと違う、様子がおかしい など
小児救急医療相談電話(こどもの救急電話相談)
- 受付時間:毎日午後7時~翌朝8時
- 電話番号:局番なしの♯8000または082-555-8870
- 実施主体:広島県
- 夜間にこどもが急病になったとき、「すぐに受診させた方がよいのか?」、「翌朝まで待ってもいいのか?」判断に迷ったときは、ぜひご相談を!看護師等が、こどもの急病などの救急電話相談を行っています。
Q&A
Q1 「#7119」へ電話をして、緊急性が高い症状だった場合はどうなるの?
A 緊急性が高いと判断された場合は、状況に応じて119番へ電話を転送し、または、かけ直しをお願いしますので、救急車の出動を要請してください。
Q2 今受診できる医療機関を教えてくれるの?
A 医療機関からの情報に基づき、その時点で受診可能な医療機関を案内します。ただし、急病の患者さんに対応中などで受診できない場合もありますので、必ず事前に医療機関に電話で確認してください。
Q3 いつ電話してもいいの?
A 「救急相談センター広島広域都市圏」は24時間365日対応しています。
注意事項
「救急相談センター広島広域都市圏・備後圏域」は、利用者が緊急性の判断に迷った際に、ご自身による判断の一助として利用していただくための電話相談窓口です。そのため、ご自身の責任のもと、ご利用ください。
詳しくは「救急相談センター広島広域都市圏・備後圏域利用規約」をご覧ください。
地域の医療を守りましょう!
今、地域医療の持続性をいかに確保していくかが課題となっています。
医療制度は安心して暮らすために欠かせないものです。地域の医療を守るため、一人一人が次のことを心掛けていきましょう。
- 医療機関はできるだけ平日・日中の診療時間内に受診しましょう。
- まずは、かかりつけ医(近くの診療所など)を受診しましょう。
- 緊急性の判断に迷う場合は「#7119」へ電話しましょう。
- 市販薬を上手に利用しましょう。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉局保健部 医療政策課地域医療係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号<地域医療係・市立病院係>
電話:082-504-2178(地域医療係)
ファクス:082-504-2258
[email protected]