2.耐震性能の評価方法
新耐震基準による建物(工事の着手が、昭和56年(1981年)6月以降の建物)は、大規模の地震(震度6強から震度7程度)に対しての耐震性能を有していますが、旧耐震基準による建物(工事の着手が、昭和56年(1981年)5月以前の建物)は、文部科学省で定められた方法によって耐震性能の有無を確認する必要があります。
旧耐震基準の耐震性能の評価は、建物が保有する地震に対する耐力(地震に対する建物の強度とねばり強さを示す)を耐震診断によって得られる構造耐震指標値(以下Is値)及び保有水平耐力に係る指標(以下q値)によって評価されます。
Is 値及びq値の指標 |
ランク |
大規模な地震発生時の危険度 |
---|---|---|
Is 値が0.3未満の場合 又は、q値が0.5未満の場合 |
a |
倒壊又は崩壊する危険性が高い |
Is 値が0.3以上0.6未満の場合 又は、q値が0.5以上1.0の未満の場合 |
b |
倒壊又は崩壊する危険性がある |
Is 値が0.6以上0.75未満の場合 かつ、q値が1.0以上の場合 |
c |
倒壊又は崩壊する危険性が低いが、要求される機能を確保できない恐れがある。 |
Is 値が0.75以上の場合 かつ、q値が1.0以上の場合 |
d |
倒壊又は崩壊する危険性が低く、要求される機能を確保できる。 |
※ 本市では、「災害に強いまちづくりプラン」に基づき、Is値を国が定める基準である0.6に対し重要度を勘案し、その1.25倍の0.75以上を目標値としています。
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