令和8年第1回教育委員会議(1月定例会)議事録
令和8年第1回 広島市教育委員会議議事録
令和8年1月9日(金曜日)、令和8年第1回広島市教育委員会議(定例会)を教育委員室において開催した。
1 開会及び閉会に関する事項
- 開会 午前9時30分
- 閉会 午前10時9分
2 教育長及び委員の出席者
教育長 松井 勝憲
委員 伊藤 圭子
委員 西 敦子
委員 一橋 信之
委員 砂橋 昌義
委員 長谷川 栄治
3 事務局等の出席者
- 教育次長 木村 滋宏
- 総務部長 中川 治昭
- 学校教育部長 宅見 雄二
- 指導担当部長 星野 和敏
- 教育センター所長 森田 健嗣
- 総務課長 田尾 雅之
- 教職員課長 高田 尚志
- 市民局文化振興課長 尾高 直浩
4 傍聴者等
1人
5 議事日程
議題1 広島市こども文化科学館の展示リニューアルに係る基本設計について(報告)
議題2 博物館の登録について(議案)
議題3 教職員の人事について(議案)【非公開】
6 議事の大要
松井教育長
ただ今から令和8年第1回広島市教育委員会議定例会を開会いたします。
本日の議事録署名者は砂橋委員と長谷川委員にお願いいたします。
これから日程に入ります。本日の議題は、お手元の議事日程のとおりです。なお、本日審議予定の議題3につきましては、広島市教育委員会会議規則第5条第1項第3号「教育次長、部長、担当部長、医務監、課長、事務長、担当課長、校長、園長その他課長相当職以上の職員の任命に関すること」に該当することから、会議を非公開としたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
異議なしと認め、議題3につきましては非公開として審議することに決定いたしました。
それでは、ここから議題に入ります。発言者は、簡潔明瞭に、全員に聞こえる声で発言をお願いいたします。
まず議題1「広島市こども文化科学館の展示リニューアルに係る基本設計について」を議題とします。
本件は報告案件です。内容について、市民局文化振興課長から説明をお願いいたします。
市民局文化振興課長
それでは、議題1について、着席にて御説明させていただきます。
お手元の資料の2ページを御覧ください。まず初めに、1、趣旨についてです。こども文化科学館は、開館から40年以上が経過しまして、施設の老朽化が進んでいることに加え、耐震化も未実施であること、また、常設展示の展示内容につきましては、20年以上大規模な更新がされていないということから、施設の耐震及び長寿命化の改修と合わせまして、展示内容のリニューアルを行うこととし、令和5年5月にリニューアル基本構想を策定いたしました。
その後、この基本構想を踏まえ検討を行った新たな展示内容とともに、こども図書館、青少年センターを含めた建物内のゾーニングにつきまして、令和6年2月、市民の皆様から御意見等いただくためのパネル展示及びアンケート調査を行い、同年8月にこども文化科学館リニューアル基本計画を策定したところです。この度、このリニューアルに係る基本設計が完了しましたので、その概要について御報告させていただきます。
次に、2、展示リニューアルに当たっての基本的な考え方についてです。こども文化科学館の展示のリニューアルに当たりましては、基本構想における3段階の展示展開の考え方、こちらを踏まえながら、以下の図のとおり、来館者の興味の深度に合わせた三つの楽しいを感じられる展示体験を提供し、もっと探究したくなる科学館を目指すこととしております。右側に行きまして、3の施設の配置図でございます。以下の図は地下1階から4階までの施設の配置図となっております。今回御報告させていただくこども文化科学館の専用エリアは、この図の中のオレンジ色の部分となり、展示ホールというのは、この1階と2階のオレンジ色の太枠で囲んでいる部分となります。
3ページを御覧ください。4、展示リニューアルの概要についてです。(1)の展示物の配置につきまして、こちらの図は先ほど御説明しました、1階と2階の展示ホールにおける展示物の配置となっております。なお、展示物の概要は、この次のページの4ページから6ページにかけて、一覧を掲載しておりますので、後ほど御覧ください。3ページに戻りまして、まず1階の灰色で示しました展示ホールにつきましては、「ふしぎを感じよう!」をテーマに、科学の特性を生かした遊び体験をとおして、驚き、楽しみながら科学の不思議を体感できるエリアとなっております。
次に2階、青色で示した展示ホールですが、こちらにつきましては、「学んで知ろう!」をテーマに、光、電気、磁力、力、音など身近な現象や事物に触れ、科学の原理、原則を学ぶ科学の原理体験ゾーンと、美しく、不思議いっぱいの宇宙の魅力に触れ、その謎に迫る宇宙探究ゾーンで構成するエリアとなっております。さらに、1階のオレンジ色で示した展示ホール、図の下の方になりますが、こちらのエリアというのは、「考えてやってみよう!」をテーマに、最先端の科学技術やものづくり技術に触れることができる展示など、科学の応用を考えてみるテクノロジーゾーンと研究の基本である観察を体験する観察ゾーンで構成するエリアとなっております。
続きまして、7ページを御覧ください。(3)展示イメージとしまして、以下のとおり御説明させていただいた1階と2階の展示方法のイメージ図を示しております。
続きまして、5、今後のスケジュールについてです。令和9年度から11年度にかけて、耐震化長寿命化の改修工事、展示リニューアル工事を行いまして、令和11年度に供用開始を行う予定としております。
最後に、参考としまして、令和6年2月に本市が実施した意見募集のためのパネル展示及びアンケート調査における主な意見のうち、今後の設計等に反映するものへの対応を記載しておりますので、後ほど御覧ください。説明は以上でございます。
松井教育長
ただ今の説明につきまして、御質問等ありましたらお願いをいたします。
今はまだ休館はしていないのですか。
市民局文化振興課長
そうですね。今年度はまだ開館中でございまして、工事が令和9年度からということになりますので、今の予定としましては、令和8年度末までは開館という予定で考えております。
松井教育長
工事期間は2年間ですか。令和9年、10年と。
市民局文化振興課長
3年弱ぐらいです。
松井教育長
その期間は休館になるのですか。
市民局文化振興課長
そうですね、はい。
砂橋委員
この工事に3年間かかるというのは、主に耐震とか、建物の長寿というようなイメージが時間かかるというイメージですか。
市民局文化振興課長
はい。工事は二つありまして、建物の耐震化、長寿命化という建物としての工事、それから展示物を入れていくという工事、この二つがございます。同時進行ではなかなか進められない部分もございますので、建物を工事してから、それから展示物を入れていくというのが大まかな流れで、そういったところで、時間がかかるというところです。
砂橋委員
極端に言ったら、新しく建てるのと同じぐらいですよね。
市民局文化振興課長
期間で言うと、一概に同じ規模のものを新しく建てたらというところまでは比較はできないのですが、やはりどうしても、工事の内容としましても重ねて行うことが難しい部分も出てきますので、これぐらいの期間はかかるかと思います。
砂橋委員
わかりました。
伊藤委員
わくわくするような展示になるように思います。
これは、常設展示が1、2階になって、3、4階は企画展のような感じになるのでしょうか。
市民局文化振興課長
現在の施設もそうなのですが、1階、2階が常設展示になっておりまして、3階は企画をやるスペースですとか、あとは、今は創作室、実習室があるのですが、こちらは教育事業としまして、工作教室をやったり、実験をやったり、そういったことをやるための諸室が入っております。今委員におっしゃっていただいた企画展については、3階でありますとか、あとは、1階のアポロホールのところも少し事業を見直すので、こちらも活用したいと考えています。
伊藤委員
3階の実習室とか創作室等は、どのくらいの人数が入るのですか。
市民局文化振興課長
そうですね、創作室は最大40人ぐらい入る部屋になりまして、実習室については、もう少し広いので、数字は持ち合わせていないのですが、最大60人は入るような大きさになっております。
伊藤委員
分かりました。企画展についても、こどもたちがワクワクするような、おもしろいもの、興味のわくような企画を考えていただけたらと思います。
市民局文化振興課長
はい。ありがとうございます。頑張ります。
長谷川委員
4階のプラネタリウムも3年間閉館するのですか。
市民局文化振興課長
プラネタリウムそのものの工事というのは、スクリーンを工事して入れ替えるということになります。と言いますのも、スクリーンが開館以来同じものを使っていて、更新がされていないので、少しシワやくすみがあるような状態になっていますので、こちらの工事を行います。それ以外のものについては、近年、椅子等の更新をしておりますので、工事としてはスクリーンだけですが、やはりプラネタリウムの部分だけ使ってとなるとなかなか難しいかなと思います。
長谷川委員
小学校で見学に行くことはあるのですか。
市民局文化振興課長
そうですね。やはりこども文化科学館の御利用が多いのは、今おっしゃったように、小学校で、校外学習の場として多く活用されています。プラネタリムは物理的な状況として難しいですが、休館中は、先ほどお話があったように、長い期間の休館ということになりますので、その間は今度は学校の方に出向いての出張授業ですとか出張展示というところに少し力を入れてというふうに考えています。
長谷川委員
ありがとうございます。
一橋委員
広島市ですから、ものづくりといいますか、広島ならではの展示や企画はあるのですか。
市民局文化振興課長
少し細かい内容になって恐縮ですけれども、先ほど少し御説明をさせていただいた2階の展示の中で御覧いただきますと、広島ならではの展示、例えば、6ページの2-34、こちらは広島隕石という隕石についての展示がございます。それから、例えばこちらのオレンジ色のゾーンには、ものづくりと関連するような科学技術、例えば2-43、いろいろセンサーがありますが、これは生活の中にいろいろセンサーがありまして、そういったものを身近で知っていただこうという展示になっております。その他にも広島らしいものを散りばめていこうと考えております。
それから、先ほどものづくりというお話がありまして、今回御紹介させていただいたのは常設展示ですけれども、やはり企業との連携といった、地元企業のものを出していくのは我々も必要と思っていまして、先ほど伊藤委員にもおっしゃっていただいた企画展の中でそういったところの企業さんとコラボするだとか、あとは、現在も毎年11月に科学の祭典というイベントやっていまして、こちらは、企業様との連携をしながらやっています。御協力いただきながら、そういったものもまた、より一層連携したいなと思っています。
一橋委員
せっかくですから企業ですとか、最近はAIもありますし、企画の中で工夫していただければと思います。
市民局文化振興課長
はい。ありがとうございます。
西委員
配置図を見ていると、小学生などが団体で見学に来た時には、一斉に動くのではなくて、中で自由に散策しなさいというようなイメージをされているのかなと思うのですけれども、団体のこどもが集まる場所ですとか、そういった空間はあるのでしょうか。
市民局文化振興課長
そうですね、現在も実際に学校単位でお越しいただくことはございまして、例えば1階のところにアポロホールというホールがございますけれども、今はこちらがその待機場所になったり、お昼のお弁当を食べたりするようなスペースになったり、そういったところで活用しているところではございます。
西委員
分かりました。アポロホールは常にイベントで使われているわけではなく、何かの時に使える場所でもあるということですか。
市民局文化振興課長
そうですね。正直に申し上げますと、今はアポロホールの稼働率がそれほど高くないというところがございます。高くないが故にそういった待機場所としても使われているというメリットもあるのですが、一方で、もう少しまだ使えるということで、今回、3施設の合築になるので、そういった中でイベント等いろいろと有効活用ができないかと思っております。
西委員
ありがとうございます。館内放送についても伺いたいのですが、一般の方々も同時に利用されている中で、そういう団体のために館内放送を使うこともあるのですか。
市民局文化振興課長
そうですね。現在も館内放送はもちろんございますので、必要に応じてお使いいただくことも可能かと思います。それから、1階のところに総合案内を設けます。現在もこちらは設けていますが、こういったところでインフォメーションをしていくというふうになっております。
西委員
分かりました。ありがとうございました。
砂橋委員
少し記憶が曖昧ですけれど、青少年センターは今ある場所がなくなってこちらに移動してくるというイメージですか。
市民局文化振興課長
所管外になってしまうので、細かいことまでは申し上げにくいのですけれども、青少年センターの一部の機能が移転をしてくるというイメージでございます。まず配置図の地下1階、こちらに青少年センターの従前の音楽室機能の移転をいたします。それから、共用エリアと書かせていただいておりますが、例えば3階と2階に多目的室を設けています。こちらは現在のこども文化科学館にはないのですが、なぜ新たに設けたかと申しますと、現在、青少年センターでお使いになっている方々がこういったところで会議をするとか、打ち合わせをするとか、そういった活動にもお使いいただけるようにということで、このようにしております。
砂橋委員
はい。分かりました。
松井教育長
本件についてはこの程度にさせていただきたいと思います。
続きまして、議題の2「博物館の登録について」を議題といたします。
本件は、審議案件が3件となっております。議案第1号から議案第3号、博物館の登録につきまして、内容を市民局文化振興課長の方から一括して説明を受けた後に審議を行うことにいたします。それでは、内容について説明をお願いいたします。
市民局文化振興課長
それでは、議題2「博物館の登録について」、着席で御説明させていただきます。
お手元の資料の8ページを御覧ください。本議案は広島市江波山気象館につきまして、博物館法第11条及び第14条の規定により、博物館として登録しようとするものでございます。当該施設は現在も博物館として登録をされているところですが、令和5年4月1日付けで博物館法の一部改訂がございまして、博物館登録制度の見直しが行われたことに伴い、改めて登録申請がされたものでございます。
ページの途中ですが、資料の15ページ、参考2の2を御覧ください。文化庁の資料になりますが、博物館法の改正のポイントが記載されているものとなります。こちらの表の右側、太枠の囲い部分のとおり、今回の改正において、まず、対象施設が地方公共団体や政令で定める者であったところ、設置者による要件というのが基本的に撤廃をされております。また、その審査について、従来は外形的な基準に基づく審査であったところ、活動内容の質等について審査をするというふうに変更となっております。こちらに基づいて審査の内容というのも変わってくるので、改めてそこを申請いただいて審査をするということでございます。
お手数ですが、資料の8ページにお戻りください。まず、1、博物館登録事項は記載のとおりでございます。2、登録する理由としましては、当該施設の申請内容につきまして、博物館法第13条及び博物館の登録に関する規則第3条の規定に基づき審査しましたところ、登録要件を備えていると認められるためとございます。登録年月日につきましては、本日、1月9日としております。
続きまして、資料の9ページを御覧ください。同じく博物館の登録についてということで、ひろしま美術館の登録についての議案となっております。先ほどの江波山気象館と同様に、当該施設も現在も博物館として登録をされておりまして、登録制度の見直しに伴い、改めて審査し、登録するものとなっております。1の博物館の登録事項は記載のとおり、2、3につきましては、先ほどの江波山気象館と同じとなっております。
続いて、資料の10ページを御覧ください。こちらは、今度は泉美術館の登録についての議案となります。先ほどの2施設と同様、当該施設は現在も博物館として登録されていまして、登録制度の見直しに伴い、改めて審査して登録するものとなります。1の博物館の登録事項は、記載のとおり、2、3につきましては、先ほどの2施設と同じとなっております。
続きまして、資料の11ページ以降、こちらは参考資料となってまいります。先ほど御説明した参考資料2の2のほか、参考資料1の1から3として、議案に係る博物館の概要を記載しております。それから、14ページにつきましては、参考資料2の1としまして、博物館法の一部を改正する法律の概要、それから15ページからが先ほど御説明した参考資料2の2でありまして、16ページは参考資料3として、根拠規定、法律の条文をそれぞれコピーで添付しております。こちらも後ほど御参照いただければと思います。説明は以上となります。よろしく御審議のほどお願いいたします。
松井教育長
それでは審議に入ります。ただ今の説明につきまして、御質問、御意見等がありましたらお願いいたします。
よく聞き取れなかっただけなのですが、3施設いずれも旧博物館法に基づく博物館登録がされていた状況ですか。
市民局文化振興課長
はい。そうです。
一橋委員
この三つの施設の入館者、利用率はどのくらいですか。
市民局文化振興課長
昨年度の実績でいいますと、江波山気象館は4万7千人、ひろしま美術館は申請資料によると約15万人、それから泉美術館は約1万3千人となっております。
一橋委員
江波山気象館は来館者が多いのですね。どういう方が来られるのですか。
市民局文化振興課長
やはり、先ほどのこども文化科学館もそうですが、学校で利用していただいていたりとか、夏休み期間には、企画展として夏休みの自由研究のテーマになりそうなものをやったりしながら入館者を伸ばしています。
一橋委員
最近、気候問題が話題になっておりますので、小さいお子さんも含めて気象予報士が人気で増えたのかと想像して聞いてみました。ありがとうございました。
松井教育長
それでは、お諮りいたしたいと思います。議案第1号から議案第3号「博物館の登録について」は、原案どおり可決することに御異議ございませんか。
(異議なし)
異議なしと認め、本件は原案どおり可決することに決定をいたしました。
次の議題3は、冒頭でお諮りしたとおり、非公開となりましたので、傍聴人、報道関係の方は、退席していただきますようお願いします。
(非公開部分省略)
松井教育長
以上で本日の議題はすべて終了しました。
これをもって、令和8年第1回広島市教育委員会議定例会を閉会いたします。
7 議決事項
|
議案番号 |
件 名 |
議決結果 |
|---|---|---|
|
1 |
博物館の登録について |
原案可決 |
|
2 |
博物館の登録について |
原案可決 |
|
3 |
博物館の登録について |
原案可決 |
|
4 |
教職員の人事について |
原案可決 |
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