下水道管路の全国特別重点調査について(中間報告)
令和7年1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損に起因する道路陥没を受け、国土交通省から「下水道管路の全国特別重点調査」の実施が要請されました。
本市では本要請を受け、令和7年5月から下水道管路の特別重点調査を実施しており、この度、優先的に調査を実施した箇所(優先実施箇所)の調査結果を取りまとめたので報告します。
特別重点調査の概要(調査対象、調査方法は全国統一)
1 調査対象 延長53.202キロメートル(別紙「調査箇所図」参照)
管径2m以上かつ1994年以前に設置した下水道管路
(1) 優先実施箇所 延長14.309キロメートル
埼玉県八潮市の道路陥没現場と類似の構造・地盤条件の箇所や管路の腐食しやすい箇所
(2) その他箇所 延長38.893キロメートル
2 調査方法(別紙「調査方法例」参照)
(1) 管路内調査 テレビカメラまたは潜行目視等による下水道管路の内部調査
管路の劣化や腐食の進行状況により、緊急度の高い順に緊急度Ⅰ、緊急度Ⅱを抽出
(2) 空洞調査 下水道管路上部の地中空洞調査
優先実施箇所(延長14.309キロメートル)の調査結果
1 管路内調査の結果
(1) 緊急度Ⅰ(速やかに対策を実施) と判定されたマンホール間延長 0.602キロメートル(要対策延長 0.443キロメートル)
(2) 緊急度Ⅱ(5年以内に対策を実施)と判定されたマンホール間延長 11.994キロメートル(要対策延長 10.074キロメートル)
2 空洞調査の結果
空洞が確認された箇所数 0箇所
今後の対応(予定)
1 今回の調査により、道路陥没発生の可能性が高い空洞や緊急対応が必要な管路の損傷等は確認されていませんが、緊急度Ⅰの箇所については1年以内に、緊急度Ⅱの箇所については5年以内に、修繕・改築等の対策を実施します。
2 その他箇所(延長38.893キロメートル)の調査を令和8年2月までに実施します。
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
下水道局施設部 管路課管路維持係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号 13階
電話:082-504-2418(管路維持係)
ファクス:082-504-2617
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