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一般的にウイルスは増殖や感染を繰り返す中で徐々に変異をしていくことが知られており、新型コロナウイルスについても少しずつ変異をしています。大半の変異はウイルスの特性にほとんど影響を及ぼしませんが、一部の変異では、感染・伝播性、重症化リスク、ワクチン・治療薬の効果、診断法などに影響を及ぼすことがあります。 国立感染症研究所では新型コロナウイルスの変異株について迅速リスク評価を行い、「懸念される変異株(VOC)」、「注目すべき変異株(VOI)」、「監視下の変異株(VUM)」に分類しています。
この変異株であっても、3密(特にリスクの高い5つの場面)の回避、マスクの着用、手洗いなどの対策は、これまでと同様に有効であり、これらの対策を徹底することが重要です。引き続き、皆さまの感染予防策へのご協力をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染予防のために(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
※ 国立感染研究所では、「オミクロン株」を懸念される変異株(VOC)として位置付けています。
広島市では、本市内で発生した新型コロナウイルス感染症の患者について、本市衛生研究所等でゲノム解析等を実施し、市内の変異株の発生動向を監視しています。
広島県内のゲノム解析結果については、こちら(広島県ホームページ)<外部リンク>をご覧ください。
国内のゲノム解析結果については、こちら(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>をご覧ください。
【参考】