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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年9月15日号トップページトピックスSTOP(ストップ)!! 救急車の不適正利用

STOP(ストップ)!! 救急車の不適正利用

 救急車の数には限りがあります。本当に必要な人の元にいち早く駆け付けるために、適正利用にご協力ください。

24時間365日
迷ったときは救急相談センター広島広域都市圏

電話 #7119

受付員と相談員(看護師)が救急対応などについて相談に乗り、適切な助言をします。つながらない場合は、電話246-2000へ

救える命を救うために

 令和2年中の救急隊の出動件数は、5万5383件。約10分に1件のペースです。1件当たりの平均活動時間は約40分で、緊急性が低い場合でも現場を離れることができないため、近くに重症の人がいても遠方の別の救急隊が出動することになります。
 傷病者が心肺停止となった場合、処置をしないと1分経過ごとに7〜10%救命率が低下するといわれています。救える命を救えるよう、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
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◯受診する病院が分からない
◯優先的に診療してもらえる
◯タクシー代わり
◯夜間・休日で診療時間外だから
◯救急車は無料!

こんなときは、迷わず119番を!!

■顔 半分が動きにくい/笑うと口や顔の片方がゆがむ/ろれつが回らない/視野が欠ける/物が二重に見える/顔色が明らかに悪い
■胸や背中 突然の胸痛や息切れ・呼吸困難/胸の中央から締め付けや圧迫されるような痛みが2〜3分続く/痛む場所が移動する
■頭 突然の激しい頭痛や高熱/急に立てないくらいふらつく
■手足 突然のしびれ/突然に片方の腕や足に力が入らなくなる
■腹 突然の激しい腹痛/持続する激しい腹痛/吐血や下血がある

知っておきたい。コロナ禍での心肺蘇生法
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1.意識の確認
倒れている人と顔が近づきすぎないようにし、呼気からの飛沫を防ぐために鼻と口にハンカチなどをかぶせる。肩をたたきながら呼び掛け、反応がなければ周囲の人に119番通報とAEDの搬送を依頼
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2.呼吸の観察
10秒以内に、胸と腹の動きを見る。通常の呼吸がない・判断に迷う場合は、「3.胸骨圧迫」を行う
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3.胸骨圧迫
人工呼吸*は省略。胸骨圧迫は、胸の真ん中を真下に約5センチ沈むまで強く、早く押す(1分間に100〜120回のテンポ) *人工呼吸の必要性が成人よりも高い小児や乳児に対しては、講習などで人工呼吸の技術を習得していて、行う意思がある場合には実施する
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4.AED
電源を入れると音声メッセージとランプで手順が案内されるので、案内に従って行う

◆問い合わせ先:救急車については、消防局救急課(電話546-3461、ファクス249-1160)、救急相談センターについては、医療政策課(電話504-2178、ファクス501-2258)

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