認知症になっても安心して暮らせるまちへ


 認知症の人やその家族などが、安心して暮らせるようにサポートする取り組みを紹介します。認知症になっても安心して暮らすために、今できることを一緒に取り組みませんか。

◆問い合わせ先:地域支えあい課(電話504-2586、ファクス504-2175)


○認知症はみんなの問題

 区では、65歳以上の約8人に1人が認知症(令和6年9月末時点で日常生活自立度が一定以下)です。高齢化に伴いその数は今後も増えていく見込みとなっています。

認知症カフェ

 認知症カフェは、認知症の人とその家族、地域の人、医療・介護の専門職などの人が集まる居場所です。認知症への正しい理解を深めることができます。
 区内には17の認知症カフェがあります。お住まいの地域の認知症カフェについては、市ホームページでご確認ください。

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みんなのカフェ


 市内初!ショッピングモール内で開催している認知症カフェです。
◆日時:第3木曜日午後2時~3時
◆会場:フジグラン広島(宝町2-1)
◆問い合わせ先:定期巡回サービス土屋広島(電話050-1808-4656、ファクス050-6865-4470)


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▲ショッピングモール内で開催している認知症カフェ「みんなのカフェ」で薬剤師に相談する様子


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▲認知症予防のため脳トレゲームをする参加者



世話人・松隈綾子(まつくまあやこ)さん

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 多くの人が参加したいと思えるように、毎回テーマを決めて開催しています。薬がテーマの時には、薬剤師さんを迎え、「飲み忘れ」など身近な相談を受けました。


区認知症介護家族のつどい

 不安に思っていることや誰かに聞いてもらいたいことを話したり、意見交換をしたり、認知症の理解を深めたりできます。認知症に関する勉強会などを企画しています。
◆対象者:認知症の人の介護者
◆日時:第3木曜日午後1時~3時
◆会場:区地域福祉センター
◆問い合わせ先:地域支えあい課(電話504-2586、ファクス504-2175))


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区ケアメンの会

 介護のことを独りで背負っていませんか。日頃の介護で悩んでいることを、男同士語り合いましょう!
◆対象者:男性の介護者
◆日時:第1金曜日午後1時~2時半
◆会場:区地域福祉センター
◆問い合わせ先:悠悠タウン江波(電話296-4880、ファクス296-4818)


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▲GPS(ジーピーエス)付きの靴について意見交換する様子


区はいかい高齢者等SOSネットワーク

 外出したまま自宅に帰れなくなった人の早期発見、早期保護のための制度です。事前に登録した人の情報を区や地域包括支援センター、警察などが共有し、行方不明になった場合に関係機関に発見の協力を依頼します。
 地域支えあい課(電話504-2586、ファクス504-2175)や地域包括支援センター(電話、ファクス下記)で、家族が写真や必要事項を登録します。


どこシル伝言板®(認知症高齢者等保護情報共有サービス)


 区はいかい高齢者等SOSネットワークに登録することで、「どこシル伝言板」も利用できます。
 これは、インターネット上の伝言板で連絡先などの個人情報を明らかにすることなく、認知症の人の保護者と発見者が連絡できるもの。二次元コードシール(下写真)が配付されるので、認知症の人の服や持ち物に貼っておくと安心です。詳しくは市ホームページでご確認ください。

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▲アイロンで服に貼り付け可能。シールタイプもあり


独りで悩まないで


認知症地域支援推進員・木元鮎美(きもとあゆみ)さん


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 認知症の人は体が元気な場合もあり、自分で鍵を開けて外出することがあります。しかし認知機能が低下しているため、外出先で目的地を忘れてしまうことが起こり得ます。
 「区はいかい高齢者等SOSネットワーク」登録者の家族からはネットワークに登録しているので安心できるという声を聞いています。
 また、「認知症カフェ」は、地域住民や介護施設などさまざまな団体が主催しており、カフェにより特色があります。独りで悩まず家族以外の人と会話をすることも大切です。
 困ったことがあれば、気軽に地域包括支援センターへご相談ください。


相談はお住まいの地域包括支援センターへ

センター名 担当圏域(小学校区) 電話 ファクス
基町 基町 502-7955 502-7966
幟町 白島、幟町、広瀬 222-6608 222-6609
国泰寺 袋町、竹屋、千田、本川 249-0600 544-1456
吉島 中島、吉島東、吉島 545-1123 545-1124
江波 神崎、舟入、江波 296-4833 533-7100

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