若者と共に東区をつくる

地域と大学の連携・交流事業の一つである「大学生が東区長と語る会」を紹介します。
◆問い合わせ先:区政調整課(電話568-7703、ファクス262-6986)
地域と大学の連携・交流事業とは
比治山大学・比治山大学短期大学部、広島女学院大学と区が、それぞれの持つ人材、知識、情報などを活用して互いに協力することにより、地域の発展と人材の育成に役立てることを目的としています。
「まちづくりの推進」「教育・文化・スポーツの振興及び健康づくりの推進」「人材の育成」の各分野で多くの事業を行っています。
大学生が語る東区のまちづくり
若者の人口流出が問題になっている中、市は、地元住民、企業、大学などと連携して、学生や若者に寄り添ったまちづくりを目指すこととしています。
こういった状況の中、区は昨年12月に「大学生が東区長と語る会」を初めて開催しました。大学生の皆さんが市や区の魅力やまちづくりについて感じていること、また、「エキキタのまちづくり」をテーマに調査・研究した成果を区が聞き、今後のまちづくりに生かすこととしています。
大学生の発表・提案

エキキタエリアのフィールドワークの様子

模型を用いてアイデアを発表

若者目線のまちづくりビジョンを語る
比治山大学・比治山大学短期大学部
- 「癒やし」というエリアコンセプトや、エリアコンセプトを伝える共通のシンボル、さらに構想がある新アリーナに市民が憩えるカフェテラス空間ができると、エキキタに統一感がでる
- 広島駅からエキキターレの道中に、「エキキタ通り」をつくり、駅からの動線を楽しく・分かりやすくする。また、新しくファミリー向けの体験・参加型のイベントを開催してはどうか
広島女学院大学
- 世代を越えた交流などを生み出すため、若者とシニアの年齢の枠を超えたファッションショーを開催してはどうか
- 学生がより地域と関わりながら、集いやすくウオーカブルなまちとなるよう、エキキタエリアの街の特性を生かした新たなイベント広場や、足湯、歩くのが楽しくなるベンチや遊具などを各所に散りばめてはどうか
参加大学生の声

比治山大学3年
中髙下(なこうげ)乃葵(のあ)さん
地域の魅力を再発見する、良い機会になりました。また、エキキタがもっと発展していく可能性を感じました。

広島女学院大学4年
湯淺(ゆあさ)汐音(しおん)さん
これまで重水東区長と直接話す機会はなかったため緊張しましたが、私たちの強みを生かした提案をでき、良い経験になりました。
その他の地域と大学の連携・交流事業
令和6年度は以下のような地域と大学の連携・交流事業を実施しています。
- ・「夏の夜、祈りと平和の夕べ」でのチラシ・ポスターのデザイン協力、通訳ガイドの実施
- ・常設オープンスペース「東区子育て交流ひろばぽっぽひがし」への参加
- ・「エイズ啓発街頭キャンペーン」での啓発活動
- など
地域と学生をつないで
区は、大学が有する知的資源や学生のパワーを積極的に生かし、住民と一体となったまちづくりを推進するため、これからも地域と大学との橋渡し役として積極的な支援をしていきます。