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ページ番号:0000000273更新日:2020年9月2日更新印刷ページ表示

感染症情報/麻しん(はしか)

麻しん(はしか)について(届出基準と届出様式)

 平成27(2015)年3月27日、WHO西太平洋地域事務局により、日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。しかし、その後も海外で感染した患者やその接触者を発端として、国内での集団感染が散見されています。

広島市の報告状況(全数把握疾患報告数(2000~2020年))

麻しんの年間報告数グラフ  ワクチン接種歴別の年齢分布グラフ

 2020年は、報告がありません。

 2019年は、広島市で5年ぶりに麻しん患者の報告(6件)がありました。

※全国の発生動向については、「麻疹について<外部リンク>(国立感染症研究所)」からご確認ください。

麻しんとは

 麻疹ウイルスによって起こる感染症で、空気感染・飛沫感染・接触感染で感染します。

 感染力はきわめて強く、麻しんの免疫がない集団に1名の麻しん患者がいたとすると、12~14名が感染するといわれています(インフルエンザでは1~2人)。

 免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。近年は、麻しん含有ワクチンの2回接種が行われ、麻しんに感染する方の人数は減っています。

症状

 感染すると、約10~12日後に、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。

 38度前後の発熱が2~4日間続き、倦怠感(小児では不機嫌)があり、上気道炎症状(咳、鼻水、くしゃみなど)、結膜炎症状(結膜充血、目やになど)が現れて、次第に強くなります。乳幼児では下痢や腹痛を伴うこともあります。また、口の粘膜に白い小さな斑点(コプリック斑)が現れます。

 一度熱が下がりますが、半日ぐらいで再び上昇し、39.5度以上の高熱が続きます。また、同時に発しんが耳の後、首、額から出現し、その後全身に広がっていきます。高熱は通常3~4日続いた後下がり、発しんもしだいに消えていきますが、しばらくは色素沈着が残ります。

 肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われています。その他、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻疹ウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

予防方法

 予防接種を受けることが最も効果的な予防方法です。

 また、患者に接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの接種をすることも効果的であると考えられています。

 予防接種についてのお問い合わせは、各区の保健センター

 または 健康福祉局健康推進課(電話504-2622)まで。

定期予防接種(無料)

 予防接種法に基づく定期予防接種として、1歳児と小学校就学前1年間の2回、麻しん・風しん混合ワクチンの接種を無料で受けることができます。(第1期・第2期)

 定期予防接種(無料)の対象年齢にある方で、未接種の方は、早めに接種しましょう。

 麻しんウイルスによる感染症で、かかると重症化しやすい病気です。

 1歳になったら、できるだけ早く1回目の予防接種を受けましょう。(生後12か月から24か月未満の間に受けてください。)

 小学校就学前の1年間に、2回目の予防接種を受けましょう。(小学校に就学する前年の4月1日から小学校に就学する年の3月31日までに受けてください。)

【図】広島市における麻しん風しん予防接種の累積接種率の推移
麻しん風しん予防接種の累積接種率

※詳しくは、「子どもの予防接種について(健康推進課)」、「麻しん(はしか)風しんの予防接種を受けましょう!(健康推進課)」をご確認ください。

任意予防接種(全額自己負担)

 定期予防接種の対象年齢以外の方でも、任意で予防接種を受けることができます。

 医療・教育関係者や海外渡航を計画している方も、麻しんにかかったことがなく、麻しんの予防接種を受けたことがない方は、かかりつけの医師に相談して、予防接種を受けることを検討しましょう。

 ただし、任意の予防接種にかかる費用は、全額自己負担となります。任意予防接種については、各医療機関にご相談ください。

*なお、予防接種を受ける方は、医療機関によっては麻しんの予防接種を実施していない場合や、予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関に問い合わせて確認してください。

参考

登校登園について

 学校保健安全法では、第二種感染症に指定されており、発しんに伴う発熱が解熱した後3日を経過するまでは出席停止となります。(ただし、医師によって病状により感染のおそれがないと認められた場合はこの限りではありません。)

参考