8月3日日曜日
走り出す新しい日常 駅前大橋ルート開業


いよいよ路面電車「駅前大橋ルート」が開業します。それに伴い、広島駅の電停は駅ビル2階に新しく設置されます。広島の陸の玄関がより便利に生まれ変わります。
より便利で使いやすい広島駅へ
駅前大橋ルートの開業に伴い、現在の広島駅の電停は廃止され、駅ビル2階の中央空間に新しい電停が設置されます。
JR広島駅中央口改札と新しい電停が、同フロアとなり、路面電車とJRとの乗り換え時間が短縮されます。路面電車が高架でJRの駅ビル2階に乗り入れるのは全国で初めてです。
広島駅は、より便利で使いやすく進化します。

アクセス性の向上
駅前大橋ルートは、広島駅から稲荷町交差点を経て、比治山町交差点までをつなぐ1.1km区間のルートです(下図)。
これにより、広島駅と紙屋町・八丁堀地区間の所要時間は従来のルートよりも、約4分、比治山町・宇品地区間は約4分30秒短くなります。
路面電車マップ

電停の新設は43年ぶり
駅前大橋ルートには松川町電停が新設されます。市内線での電停の新設は、1982年に南区役所前電停が新設されて以来、43年ぶりとなります。
駅前大橋ルート開業に伴い、猿猴橋町電停は廃止となり、的場町電停と段原一丁目電停は循環ルートの開業を予定している2026年春までは、休止となります(上図)。

松川町電停
進化を続ける広島駅南口
今後も、2029年春の全体完成を目指し、順次、ペデストリアンデッキや、大屋根、南口交通広場などの整備を進めていきます。


この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】
◆問い合わせ先:交通施設整備部(電話504-2386、 ファクス504-2426)