いつ誰が当事者になってもおかしくない
「依存症かも…」と思ったら一人で悩まず相談を
依存症は、誰にでもふとしたことから起こり得る脳の病気です。依存症の正しい知識と相談窓口を紹介します。
依存症とは
アルコールやギャンブル、薬物など、特定の物質や行為を「やめたくてもやめられない」状態を依存症と言い、習慣的に依存行為を繰り返していくうちに進行していく病気です。家族や周囲の人を巻き込みながら徐々に進行し、最終的には自分自身に大きなダメージをもたらします。
誰にでも起こり得る病気
依存行為を繰り返していくうちに脳の回路が変化し、依存物質や依存行為への欲求がコントロールできなくなります。性格や意志の問題ではなく、誰にでもふとしたことから陥る可能性がある脳の病気です。
依存症は何が問題なの?
依存症に共通することは、家族とのけんかが増える、生活リズムが乱れる、体調を崩す、お金を使い過ぎるなど、何かしらの問題が起きているにも関わらず、ほどほどにできない、やめられない状態に陥っていることです。
依存症を考える上で大事なのは、依存していることで、本人や家族が苦痛を感じているかどうか、生活に困りごとが生じているかどうかです。
正しい知識と適切な対応を
本人や家族が苦しんでいるのであれば、それは改善が必要な状態です。依存症に関する正しい知識を身に付け、適切な対応をすることが大切です。
相談先 ◆精神保健福祉センター相談課 電話245-7731、ファクス245-9674
◆問い合わせ先:精神保健福祉センター相談課(電話245-7746、ファクス245-9674)