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広島市長 松井 一實のイメージ画像

広島市長松井 一實まつい かずみ プロフィール

市長の毎日Mayor's Daily


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世界に誇れる「まち」の実現に向けて

昨年来、世界的に新型コロナウイルスが感染拡大する中、本市においては、感染拡大の防止と経済活動の活性化を両立させるという課題に応えるために、3次にわたる緊急対策を打ち出し、市民の安全・安心を守るための取組を進めているところです。

こうした取組の成否は、少子化・高齢化、人口減少が進む我が国において必要となっている持続可能なまちづくりの取組と同様に、地域コミュニティが有効に機能しているか否かにかかっているといえます。また、これまで広島広域都市圏の市町と協調して地域の活力を高めるとともに、国、県、市の役割分担を踏まえつつ、必要な行政サービスを提供できる体制づくりを進めているところですが、この体制は「共助」の精神に基づき市民同士が支え合うための取組が広く地域コミュニティに根付いて初めて真にその機能を発揮します。

こうした考えの下、圏域全体の発展を牽引する都市づくりを進めるため、昨年、新たな広島市総合計画を策定したところです。今年はこの計画に基づき、昭和45年以来究極の都市像として目指している「国際平和文化都市」の実現に向けて、「世界に輝く平和のまち」、「国際的に開かれた活力あるまち」、「文化が息づき豊かな人間性を育むまち」という三つの視点に沿って着実にまちづくりを進めていきたいと考えています。

まず、第1の視点である「世界に輝く平和のまち」に関しては、批准国が50か国に到達した核兵器禁止条約が今月22日に発効することを核兵器廃絶に向けた重要な一里塚と捉えた上で、引き続き、「ヒロシマの心」が広く市民社会の共感を得て、その総意となるよう取組を進めていきます。

また、その取組については、被爆者の高齢化が進む中にあって、昨年開催された「Peace Night Hiroshima」の例に見られるように、若者が担い手の中心となることが重要であり、これがリーディングケースとなって普及していくことを期待しています。

さらに、核兵器廃絶に向けた動きを確かなものとするために、平和首長会議加盟都市と連携し、条約を実効性のあるものにするための議論が行われる締約国会議に、核保有国とその同盟国が参加するよう要請していきます。

次に、第2の視点である「国際的に開かれた活力あるまち」に関しては、昨年、広島駅周辺地区と紙屋町・八丁堀地区が、中四国地方で初めて「特定都市再生緊急整備地域」に指定され、民間開発の機運醸成が図れるようになりました。これを最大限にいかしながら、国内外の様々な方から「選ばれる都市」となるよう更なる都市機能の充実・強化を図っていきます。

また、旧広島市民球場跡地を含む中央公園全体の空間づくりをサッカースタジアム建設事業と併行して着実に進めることで、一帯が中四国地方の発展を牽引する広島の新たな拠点となるよう取り組みます。

最後に、第3の視点である「文化が息づき豊かな人間性を育むまち」に関しては、市民が気軽に文化芸術に触れることができるとともに、住民同士の支え合いを実践しているまちであることを多くの人に実感してもらえるようにするために、様々な取組を進めます。

文化芸術については、音楽とメディア芸術を柱とした新たな総合文化芸術イベントの令和4年度開催に向けて、プレイベントを開催することとしています。

また、住民同士の支え合いについては、地域コミュニティを活性化し、住民同士の支え合いが根付くようにするための方策を明らかにするビジョンを策定し、それに沿って各種地域団体が連携強化を図れるよう積極的な支援を行っていきたいと考えています。