障害者本人が働き方を考えるために

 障害者の日常の暮らしを支援するため、市は、必要性に応じてさまざまなサービスを提供しています。法改正に伴い、10月1日から障害福祉サービスの新たなサービスである就労選択支援を開始します。

進路選択で悩んでいる人を支援

 一般就労も見据えた就労系障害福祉サービスの利用を検討している人や進路選択で悩んでいる人などが、自分の特性を踏まえつつ自分の将来を考え、決めていくための支援です。
【対象】
就労移行支援か就労継続支援を利用する意向がある人や現在就労移行支援か就労継続支援を利用している人

支援内容

 就労選択支援事業所が、本人の強みや課題、特徴を本人と一緒に整理し、自己理解を促します。その過程や結果を通じて、本人が進路を選び、決めていくことを支援します。

就労選択支援事業者
【障害者本人と協同】
1.アセスメント
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2.多機関連携によるケース会議
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3.アセスメントシートの作成
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4.事業者などとの連絡調整

※本人への情報提供などを随時行います

 本人と協同して作成したアセスメントシートで、就労系障害福祉サービス利用や一般就労などにつなげていきます。詳しくは、市ホームページで。
市ホームページ
1.作業場面などを活用した能力把握(アセスメント)
模擬的に職場環境を想定した就労場面などを設定。本人の就労上のスキルなどの把握を行い、本人の強みや特性、本人が望む方向に進む上で課題となることなど、一緒に整理を行う
2.多機関連携によるケース会議
就労選択支援利用後の適切な支援につなげていくために、アセスメントの結果を共有。本人が主体的に進路を選択し、意思決定できるよう自己理解を促すことを支援
3.アセスメントシートの作成
「就労に向けた今後のプラン」を考えていくために、アセスメントなどを基に、アセスメントシートを作成
4.事業者などとの連絡調整
本人の進路選択を支援するために、面談、見学や実習などの連絡調整をさまざまな関係機関と行う

◆問い合わせ先:障害自立支援課(電話504-2148、ファクス504-2256)

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