より良い睡眠のためにできることを

 10月は、市の健康づくり計画「元気じゃけんひろしま21」の推進月間。健康のために重要な睡眠について紹介します。睡眠時間を確保し、睡眠の質を高めるような工夫を日常生活に取り入れましょう。

朝、良い目覚めのために

 良い睡眠には、量(時間)と質(休養感)が重要です。睡眠時間は、長過ぎても短過ぎても、健康を害する原因となります。朝目覚めたときに感じる休まった感覚(睡眠休養感)は、良い睡眠の目安となります。
 睡眠時間を確保し、睡眠休養感を高める工夫や行動を日常生活に取り入れましょう。

\世代別/ より良い睡眠のためのポイント

こども 画像

小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間を目安に睡眠時間を確保しよう!
朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかり取る。日中は運動をして、夜ふかしに注意しよう!

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成人 画像

適正な睡眠時間に個人差はあるが、6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保しよう!
睡眠の不調・睡眠休養感の低下を感じるときは病気が潜んでいることもあるので注意が必要!
日常の食生活や運動、寝室の睡眠環境などを見直して、睡眠休養感を高めよう!

高齢者 画像

寝床にいる時間は8時間以内を目安に!
長い昼寝は夜間の良い睡眠を妨げるので、日中の長時間の昼寝は避け、しっかり体を動かそう!
日常の食生活や運動、寝室の睡眠環境などを見直して、睡眠休養感を高めよう!

※生活習慣や睡眠環境、嗜好(しこう)品(カフェイン・飲酒・喫煙)の取り方を見直しても不眠などの眠りの問題が続き、日常生活に支障を来す場合は、睡眠障害の可能性があるので、早めに医療機関の受診を

睡眠について詳しくは、厚生労働省ホームページ(睡眠ガイド)で

ホームページ

市の健康づくり計画「元気じゃけんひろしま21」については、市ホームページで

市ホームページ 画像

世界の中でも短い日本人の平均睡眠時間!
睡眠で休養感を高めましょう

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河﨑保健師

 睡眠は、こども、成人、高齢者のいずれの年代においても健康の増進や維持に不可欠な休養活動です。睡眠不足や眠れないなどの睡眠の問題が続くと、肥満や高血圧、2型糖尿病などの発症リスクの上昇や症状悪化に関連することも明らかになっています。日本人の平均睡眠時間は世界でも短く、一人一人の十分な睡眠の確保は重要な健康課題です。
 眠れないなどの悩みは一人で抱え込まず、かかりつけ医など医療機関へご相談ください。

良い睡眠のためのQ&A

Q1 朝の目覚めをスムーズにするには?

A1 朝日を浴びることで、脳の覚醒度が上昇します

Q2 眠る前に気をつけることは?

A2 眠る前は、テレビ・ゲーム・スマホを見ないようにしましょう

Q3 休みの日は、疲れを取るため朝寝坊してもいい?

A3 休みの日も同じ時間に起きることが大切です

◆問い合わせ先:健康推進課(電話504-2980、ファクス504-2258)

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