みんなが笑顔になる街にしたいけん
きれいな公園や道路などいつも見かける風景、街のにぎわい、みんなの笑顔をつくるために活動しているのは身近な人たちです。三つの町内会に、活動を続ける思いを聞きました。
- 問い合わせ先
地域起こし推進課(電話504-2546、ファクス541-3835)

笑顔咲く緑道に 橋本町上町内会
同町内会は第2・4土曜日の朝、京橋川右岸の緑道の手入れをしています。春は桜とチューリップが同時に開花し、絶好の花見スポットです。作業中は、情報交換の場になり、笑顔が絶えません。「きれいな花で、みんなが笑顔になり街を好きになってもらいたい」と当初から活動をしている手島さん。
縫部会長は「私たちの町内会は会長以外の役職を決めず、助け合って活動しています。緑道の手入れは町内会以外の人も参加自由です。50人が参加したこともあります。町内会に入っていない近隣のマンションの人からも感謝の声をいただいています。ぜひ一緒に活動しましょう」と話します。


会長 縫部高志(ぬいべたかし)さん(左)、手島重憲(てしましげのり)さん(右)
見直しと工夫を 舟入本町中町内会
就任4年目の二井会長。実際に活動する人の負担を軽くし、楽しくできるよう運営を見直しました。
月1回の役員会の資料は事前にLINE(ライン)で送っておき、話し合いを簡潔に終えます。恒例の秋祭りも、休日の家族の時間を大切にしようと、昼までに変更しました。 二井会長は「昔の役員と意見が分かれることもありますが、実際に動く人の負担を軽減することが一番です」と苦労を気遣います。

会長 二井宏敏(にいひろとし)さん
子ども会の行事の準備が佳境に入った時も町内会が支援します。夜まで作業が続いていると、早く帰宅させ、町内会が後を引き受けます。こうした支援もあって、子ども会会員が「活動が楽しい」と口コミで広め、会員が増えました。
二井会長は「みんな自分たちで考え、工夫して活動しています。OBは運営を任せ、困っているときに手を差し伸べる程度がいいです」と話します。

▲伝統「亥の子祭り」
枠を越えて協力を 西白島町南町内会
同町内会は、役員以外も自由に意見交換ができる会合を年2回開催しています。軽食を取りながらの会合は、町内の人を知るきっかけとなり、回を重ねるごとに知人を誘い、参加者が増えています。「会合に来た人が行事に参加したときは嬉しかったです。まずは楽しい体験を重ね、自由に意見を言い合えることが大事ですからね」と谷口会長は笑顔で話します。
現在、多くの町内会でマンション住民の参加が課題になっています。「管理人と顔なじみになり、チラシを掲示してもらいました。数人が防災訓練に参加してくれましたよ」と副会長の錦織さん。 谷口会長は「祭りなどの行事は大変ですが、こどもたちは地区外からも集まります。ラジオ体操や公園清掃などを他の町内会と合同でしていますが、行事も一緒に開催したい」と話します。

▲合同で行われるラジオ体操

会長 谷口忠司(たにぐちただし)さん(右)
副会長 錦織初美(にしきおりはつみ)さん(左)
町内会への入会は…
お住まいの地域の町内会・自治会の役員にご連絡ください。
連絡先が分からない場合は、地域起こし推進課へお問い合わせを。市ホームページからも申し込めます。