誰もが楽しめる公園に!
インクルーシブな公園に関する意見を募集します
市は、多様性を認め合い、安心して笑顔で、自分らしく遊ぶことができる「インクルーシブな公園」づくりに取り組んでいます。
◆問い合わせ先:公園整備課(電話504-2393、ファクス504-2391)

インクルーシブな遊具・公園ってなあに?
インクルーシブは、「全てを 包み込む」などの意味を持つ言葉。性別や年齢、障害の有無などに 関わらず、誰もがお互いに尊重 し、心豊かに遊ぶことが できる遊具・公園です

中央公園広場(ひろしまスタジアムパーク)
今年度、整備方針を作成
公園は、本来、誰もが心豊かに過ごすことができる場所ですが、障害などにより、公園で遊ぶことが難しいこどもがいる現状があります。そのことを踏まえ、市は、インクルーシブな公園づくりに取り組み、今年度、整備方針を作成します。
公園全体でインクルーシブを考える
障害の有無などに関わらずこどもたちが自分の好きな遊びを選択できるよう、さまざまな遊具を設置し、誰もが同じ空間で楽しむことができる公園を目指します。遊具だけでなく、車いすなどでも使いやすい休憩スペースや駐車場、トイレにはユニバーサルシート(介助用ベット)を設置、遊具の下はクッション性のある舗装にするなど、利用のしやすさや安全面にも配慮し、公園全体でインクルーシブを考えることが重要です。
公園の整備後は、インクルーシブ遊具の利用方法、駐車場からの移動経路、トイレの位置などの情報を積極的に提供。より多くの皆さんにインクルーシブな公園を知ってもらえるよう取り組んでいきます。
インクルーシブ遊具のある公園
市内には、現在、瀬野川公園(安芸区)に、ユニバーサルブランコ、音を楽しむ遊具、トランポリンがあります。また、中央公園広場(ひろしまスタジアムパーク・中区)に、揺れを楽しむ遊具、ネットブランコ、感触を楽しんだり、音を楽しんだりする遊具を設置しており、多くの人に親しまれています。
report(リポート)
中央公園広場で話を聞きました
ネットブランコで遊んでいた川村さん親子(上写真1)は「座った状態が難しい娘も、ハンモックのように寝て、安全に揺れを楽しめています。遊べる遊具があれば、いろんな公園に連れて行ってあげたい」と話します。
同広場に初めて来た上本(かみもと)さん家族は「普段、遊具を怖がって一人で遊ばない娘ですが、ネットが二重になっているのを見て安心したのか、積極的に遊んでいてびっくりです」と意外な姿(同2)に笑顔を見せます。
遊具を回して遊んでいた山田さん親子(同3)は「触ったり揺らしたり。全身を使って遊ぶのが好きですね。お出掛けしやすいように、トイレなど設備が充実したハード面と、公園の情報が入手しやすいといったソフト面の両方が整った公園が増えてほしいです」と話します。
アンケートにご協力を
「インクルーシブな公園の整備方針」を作成するために、市民の皆さんの意見を募集しています。
公園を訪れる全ての人が楽しめる公園整備につながるよう、皆さんの意見をお寄せください。
◆回答方法:
回答フォームで、9月15日祝日までに
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この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】