西国街道めぐり

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 広島・山口・島根の3県30市町で構成する広島広域都市圏。圏域を東西に横断する西国街道の歴史的な見どころを散策してみませんか。

江戸時代から続く道

 江戸時代には、京都・大阪と「西国」九州をつなぐ重要な道路として発展し、五街道(東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道)に次ぐ重要な街道と位置づけられた「西国街道」。
 参勤交代を行う大名や武士、生き生きと商売をする商人など、多くの人が行き交いにぎわうことで、それぞれの地域が発展していきました。
 街道の道筋は今も残り、当時の様子を感じられる場所がたくさんあります。

こんなところも西国街道

【写真1】三原市

 【写真1】は、戦国武将の小早川隆景が西国街道沿いに築いた三原城跡。城郭は東西約900メートル、南北約700㍍と大きく、本丸跡以外にもまちのあちこちに城の痕跡が残っています。

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ひろしま都市犬 はっしー

JR三原駅構内うきしろロビー観光案内所で、御朱印ならぬ“御城印”(ごじょういん)が買えるワン!

【写真2】東広島市

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 【写真2】は、江戸時代に陸路の中継地として栄えた現在の西条酒蔵通りにある西条本町歴史広場です。当時は街道沿いに宿場(しゅくば)が連なり、大名や幕府の要人などが宿泊しました。

【写真3】広島市中区

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 実は本通も西国街道の一部。江戸時代は老舗が軒を並べ、商業地として栄える城下のメインストリートでした。【写真3】の石板は、昔の町名や広島城の門の名前などが刻まれています。

歴史を感じられる場所を紹介

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参勤交代を終えた藩主を、家来たちがこの付近まで出迎えたとされる「中野砂走(すなばしり)の出迎えの松」
(広島市安芸区)

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江戸時代に宿駅(しゅくえき)の要職を務めた千葉家の旧宅。一般公開日には敷地内を見学できます
(海田町)

歴史散策スタンプラリー

 西国街道が通る圏域内の市町の歴史スポットを巡る、「としポ」アプリを使ったデジタルスタンプラリーを、来年2月28日金曜日まで開催中です。
 各市町のスタンプスポットを巡ってスタンプを獲得してください。達成コース数に応じて市町の特産品を抽選でプレゼントします。詳しくは市ホームページで。

市ホームページ 画像
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この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】

◆問い合わせ先:広域都市圏推進課(電話504-2017、ファクス504-2029)

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