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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年12月1日号トップページトピックス魅力ある都市農業を守るために

魅力ある都市農業を守るために

 市は、市街地の農地を守り、緑豊かな都市環境をつくるため、生産緑地制度などの取り組みを行っています。

都市農業の多様な役割

 都市農業(市街地などで行われる農業)は、消費者への新鮮な農産物の供給や身近な食農体験の場の提供、災害時の防災空間の確保といった多様な役割を担っています。
 しかし、宅地の増加による営農環境の悪化や経営コストの増加などから、農業を継続することが難しくなっています。

都市農業を守るため

 市街地の農地を守るため、市が展開している施策の一つに、生産緑地制度があります。農地が生産緑地地区に指定されると、農地として管理し続けることが義務付けられる一方で、固定資産税・都市計画税が宅地並み評価から農地評価に変更(税負担が軽減)されます。

詳しくは市ホームページで。
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生産緑地制度を活用している農家に話を聞きました
農家仲間と切磋琢磨(せっさたくま)、安定経営を目指す

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 森岡亮太さん(43)は、安佐北区三入の約1ヘクタールの農地でホウレンソウなど葉物野菜を中心に生産しています。3年前、生産緑地制度を活用し、三代目の農業経営者として長期継続していくことを決意しました。「税の評価が宅地並みから農地になったのが大きなメリット。パートを雇用するなどして、出荷量を増やすことができています」と笑顔を見せます。
 安定経営を目指し、地元スーパーと契約する若手農家の仲間に加わり、切磋琢磨する日々。3人の子がいる森岡さんは「いつかわが子も継いでくれたら」と緑が広がる畑で目を細めます。

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◆問い合わせ先:農政課(電話504-2247、ファクス504-2259)

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