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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年9月15日号トップページトピックス青少年支援メンター制度のご利用を

青少年支援メンター制度のご利用を

 人生の先輩である大人(メンター)が、子どもと交流し、子どもの成長を支援する同制度。メンターと利用者を募集しています。

メンター制度とは

 メンターと呼ばれる大人が、子どもと1対1の関係で、子どもの発達段階などに応じて継続的・定期的に交流し、信頼関係を築きながら、子どもの精神的成長を支援する制度です。

メンターと利用者を募集

 メンターと利用者の相性などを十分考慮し、市がマッチングを行って、ペアを決め、職員立ち合いの顔合わせを経て交流を開始します。
 市は交流状況の確認やメンターへの研修など、きめ細かなサポートを行います。応募方法など、詳しくは、市ホームページで。
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【申し込み条件】
メンター 子どもに対する深い理解と愛情を持ち、責任をもってメンターとしての役割を果たせる人(高校生を除く18歳以上。資格などは問いませんが、面接などによる審査があります)
利用者 市内に在住か市立学校に在籍している小・中学生


交流の現場から

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 岩倉千紗(いわくら ちさ)さん(小学校3年生・上写真)が制度を利用するきっかけになったのは、小学校5年生の姉、沙英(さえ)さんです。別のメンターと交流をしていた沙英さんが交流の様子を毎回楽しそうに話すので、「私も交流したい」と強く思ったそうです。

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 昨年7月の「メンターまつり※」で、千紗さんはメンターの林桃子さん(大学4年生・上写真)と出会い、交流を始めました。
 会うのは月に1回程度で、千紗さんの自宅で七夕飾りや水風船を作ったり、プールに行ったりと楽しく交流しています。
 「桃子さんと一緒に過ごす時間は楽しい。工作したり、お菓子を作ったり、お出かけしたり、友達とは違う遊びができる。知らなかったことを教えてもらえる」と千紗さんが笑顔で話すと、林さんも「千紗ちゃんの成長を見ていると、私も頑張らないと、という気持ちになります。お互い遊びに夢中になって、気付けば4時間たっていたこともあるよね」と優しくほほ笑み、顔を見合わせます。

※メンターと利用者のマッチングや交流を目的に、年1回程度開催するイベント

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千紗さんの自宅庭先で水風船で遊ぶ2人


◆問い合わせ先:こども・家庭支援課(電話504-2261、ファクス504-2727)

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