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第13回緑のカーテンコンクール受賞一覧(個人の部チャレンジコース)

ページ番号:0000258545 更新日:2022年2月1日更新 印刷ページ表示

第13回緑のカーテンコンクール受賞一覧(個人の部チャレンジコース)

令和3年度に実施した「第13回緑のカーテンコンクール」の受賞作品(個人の部チャレンジコース)を御紹介します。
皆さんの緑のカーテンづくりに、ぜひ参考にしてみてください。

最優秀賞

 山根 チズヱ 様

<緑のカーテンデータ>カーテン育成歴3年

    山根チズヱ1   山根チズヱ2

  • 育てた植物:ゴーヤ14株
  • 場所:自宅の庭、東、南向き
  • 大きさ:幅約5m、高さ約5m(ガラス窓面5m、エアコン室外機前2m)
  • 主に育成に関わった人数:2人

<緑のカーテンの設置効果>

   (1) 省エネに役立ちました。

  • 当初、昨年採取したゴーヤの種から育てようとしましたが発芽に失敗したの で、5月中旬に東側と南側の窓側用に苗(12株)を購入しました。苗から育 てたおかげで早くも6月には1階東側と南側の窓をグリーンカーテンが覆って くれ、梅雨時期にエアコンを使う必要があまりありませんでした。7月・8月 もほとんどの日、エアコンの温度設定は28度で十分でした。節電に貢献です。
  • 6月初旬に昨年採取したゴーヤの種の残りが偶然見つかり、再び種から育て てみたところうまく発芽して苗が育ち始めました。6月下旬にその苗の中から 2株選んでプランターに移植し、エアコン室外機前に設置し、緑のカーテンを 育て始めました。7月中旬からグングン伸び始め、おかげで8月には今年はエ アコン室外機を直射日光に晒さずに済み、機械の負担が減りました。 ・ゴーヤのカーテンのお陰で1階は涼しかったです。ゴーヤを通して外からの 風が部屋に入るので、早朝や夜は少し涼しい風が入ります。2階もゴーヤが窓 を覆ってくれるようになると、窓ガラスに触れた時の熱さにはっきりとした違 いを感じました。ゴーヤに覆われていないところは、日の光が直接降り注ぐの で手を当てると「アツッ」と感じますが、ゴーヤの陰になっている所は手を触 れても熱さはじんわりと感じる程度です。ゴーヤカーテンのお陰で、今年は2 階南側の部屋はほとんど冷房を入れていません。

   (2) コロナ時代ですが、ゴーヤを通じて人との交流に大いに役立ちました。

  • 今年は14株も植えたので道路からよく目立ち、近所の人だけでなく通りがか りの見知らぬ人もよく足を止めては、成長ぶりをほめてくれました。ゴーヤの 実もたくさん成ったので、近所をはじめ町内の方々や友人など多くの方々に差 し上げて喜ばれました。 

<工夫した点>

  • 今年はゴーヤで緑のカーテンを作り始めて3年目になります。それ以前は季節 の植物としてアサガオやホオズキを窓の外に植えて楽しんでいましたが、これら では緑のカーテンになるほどしっかり緑の茂みができなかったこと、3年前初め て頂いたゴーヤを窓際に植えたところグングン伸び、葉もたくさん繁ってカーテ ンの状態を経験できたことから、ゴーヤのカーテンに取り組み始めました。昨年 応募期間:令和3年8月16日(月)~ 9 月10日(金)必着 までは手元にある適当なプランター・土・肥料で育てていましたが、今年はきち んと取り組んでみようと思い、広島市みどり生きもの協会の緑のカーテン補助金 交付制度に応募して、深いプランターを購入し、株も色々(4種類)植えてみて、 計画的に施肥や土を追加して育ててみました。おかげで、育ち具合や世話の仕方 などを研究できました。
  •  7月になると、東側と南側の窓側のゴーヤは2階に届くほど伸びましたが、ツ ルが2階の窓の周囲を這い真ん中に穴が空いたようで(特に東側)残念に思って いたところ、8月に入ってツルの先端が伸びてきたので窓の中央部に誘導しまし た。8月半ばになるとようやく2階も全体が緑で覆われ、1階・2階とも全体が 緑のカーテンになりました。
  •  2階までツルが伸びだす一方で、7月頃からは南側の、8月に入ると東側のゴ ーヤの足元部分から葉が枯れ始め、1階の緑のカーテンの緑の葉がなくなってカ ーテンでとは言えなくなりだしたので(特に南側)、枯葉をせっせと取り除きまし た。しばらくすると新しいツルが伸びてきて緑の葉が付き、カーテンが少しづつ 再生してきました。
  • ゴーヤのカーテンを2階軒下まで伸ばすには、小まめな世話が必要です。早朝、 昼(正午頃)、夕方の3回の水やりを欠かしませんでした。地植えではないので、 猛暑の頃は、夜11時頃にも土の様子を見て水をやりました。肥料も最初の頃は 1週間に1回、7月半ばからは2週間に1回やりました。また、ゴーヤは土をよ く食うので、土を1か月に1回、発酵油粕をそれぞれの株の周りに撒いて大量の 土を被せてやりました。このおかげで良く成長したと思います。

<感想等>

  • 私が主導し、同居する娘に手伝ってもらって、緑のカーテンを育てました。毎 朝、ゴーヤの成長ぶりや実の付き具合を観察するのが楽しみでした。 今年はゴーヤの種をたくさん採取したので、来年は苗を購入せず、種から育て てゴーヤカーテンを作るつもりです。ゴーヤの種類やツルの誘導の仕方など今年 学んだことを活かして、立派な緑のカーテンづくりに再挑戦したいと思います。 また、ゴーヤのことで声を掛けてくださった皆さんにゴーヤの緑のカーテンのメリットや面白さをお話したので、今後その中からゴーヤのカーテンを育てる人 が出てくれれば嬉しく思います。

◆審査員コメント◆

 成った実をおすそ分けするなど、近隣との交流に繋げている点は素晴らしいです。また、二階軒下まで伸ばす工夫をし、冷房の節約をされています。

優秀賞

 中畑 淑江 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴10年

    中畑淑江1   中畑淑江2

  • 育てた植物:アサガオ32株、フウセンカズラ10株
  • 場所:自宅の庭 東向き
  • 大きさ:幅約3.6m 高さ約2.8m
  • 主に育成に関わった人数:2人

<緑のカーテンの設置効果>

  • 朝日を遮り、外から見えず窓があけられて、日中はほとんどクーラー、扇風機なしで過ごしました。
  • 葉っぱの影がとてもステキで、タタミに写り風情があり癒されます。
  • フウセンカズラの種がかわいい顔をしているので猿人形の小物を作られる人にあげていました。
  • 近所の人や道を通る人に「きれいだねと」褒めていただきました。

<工夫した点>

  • 土は毎年使用後乾かしてフルイにかけた後黒のビニール袋で密閉殺菌しその次の年、市販の土を買い足して育てます。
  • 種は色の濃い方が好きなので咲いた花に印をつけて収穫します。毎年沢山の種をとり、近所の人、知人等にあげています。
  • 台所の水、お風呂の残り湯をアサガオにやります。あさ、昼前、昼過ぎ、夕方、1日4回やります。
  • 葉の色があせてきたら化学肥料をやります。
  • 株数がもう少し少ない方がよいと思いますが、種まきして芽が出ると間引きがむつかしいです。

<感想等>

  • 朝日が強いので軒に棒をたて、網をはり、朝顔を育てます。
  • 年をとり何時迄出来るかなと思いながらやっています。
  • コロナ感染の中で、子どもや孫達に手伝ってもらうことがむつかしかったです。
  • 元気でいて、来年も作りたいです。

◆審査員コメント◆

 近所や知人に種を配布し、交流を深めており、また、緑のカーテンによる景観を楽しみながら作っておられるのが伝わってきます。土や水の再利用を行い、環境へ配慮している点も良いです。

優良賞

 榊 美代子 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴10年

    榊美代子1   榊美代子2

  • 育てた植物:山ブドウ1株
  • 場所:自宅の庭(自宅付属倉庫兼小屋)、西向き
  • 大きさ:幅約4.5m 高さ約3.5m
  • 主に育成に関わった人数:1人

<緑のカーテンの設置効果>

  • 緑のカーテン内窓面の温度は、自宅南側のゴーヤのものと比べて、5℃前後低かった。
  • 冷房は設置していないが網戸にして開け放ち、葉の木漏れ日と風を感じながらお茶をいただくのは気持ちいい。

<工夫した点>

  • 山ブドウは晩秋に枝を株元から1mくらい残して剪定すると、毎年春に芽を出し、つるが伸び、子枝・孫枝が伸びて葉が茂り、厚みのある緑のカーテンになる、初夏には2階の屋根まで届く。
  • 手入れはネットを常設し、つるが雨どいからんだり、屋根上に伸びてくると、数回剪定するのみで、手間は少ない。
  • 今年は、6月ごろ、カナブンに葉を食べられたが、捕虫し退治した。

<感想等>

  • 毎年、山ブドウの緑が風景の一部となっているので、今後も続けて行きたい。
  • 友人たちと山ブドウの緑を眺め、和める日が早く戻ってほしい。

◆審査員コメント◆

 緑の風景を楽しみながらカーテン作りをされているのがわかります。ほかの方がしていない山ブドウでのカーテン作りは珍しくて良いです。

奨励賞

 田岡 琢夫 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴3

    田岡琢夫

  • 育てた植物:ゴーヤ3株、キュウリ5株、アサガオ10株、コスモス4株、ヒマワリ2株、アスパラガス1株
  • 場所:自宅の庭、通路、南向き
  • 大きさ:幅約2m 高さ約3m 2か所(庭)、1.5m×2m 2か所(通路)
  • 主に育成に関わった人数:1人

<緑のカーテンの設置効果>

  • エアコンは未だにつけていません。南に面しているリビングの日除けに役立っています。また、夕方全体に水やりすると室内温度の低下を感じます。
  • 身内が関心を示し、キュウリのネット栽培を始めました。
  • キュウリやゴーヤがたくさんなったので職場やお隣さんに分けて緑のカーテンの話題が広がりました。

<工夫した点>

  • 狭い庭でグリーンカーテンでの多様な緑を立体的(前後)に配置した。キュウリの下葉が弱っても目立たないようヒマワリを咲かせ、アサガオの株元にコスモスを育てた。
  • 作物を積極的にネットにからませ、キュウリ、ゴーヤ、インゲンマメの収穫を目ざした。
  • 地面の土を使わないよう(高さや連作障害を避けるため)にするためプランターを使用。

<感想等>

  • キュウリ、ゴーヤ、アサガオ、ヒマワリ、コスモス等種子から育てることに成功。
  • 自前の用土を用ているため、前年度にコガネムシの幼虫を捕殺した効果があったが、一部アサガオは病気になった。野菜の用土は市販の土を使用したが、なんとかリサイクルできるよう努力したい。

◆審査員コメント◆

 様々な種類を育成され、作物をおすそ分けすることで地域の交流を深めていて良いです。また、野菜の土をリサイクルしたいという点に期待しています。

奨励賞

藤原 真由美 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴1

    藤原真由美2   藤原真由美1

  • 育てた植物:ゴーヤ12株、キュウリ2株、パッションフルーツ2株
  • 場所:自宅の庭、南向き
  • 大きさ:幅約3.6m 高さ約2m
  • 主に育成に関わった人数:1人

<緑のカーテンの設置効果>

  • 最近の温暖化に伴い南のリビングはとても暑く冷房をかけてもなかなか効かない状況でしたが緑のカーテンのおかげで室内温度も下がり快適に過ごせました。特に朝晩の水やりで、緑のカーテンの葉全体にミスト機能で水をやり、網戸に水滴がかかった後、窓をあけると風がひんやりと感じられました。
  • 我家は道路に面しているので、犬の散歩やご近所の方から「何をうえているの?」「大きくなりましたね」と声をかけられることが多くなりました。また、キュウリやゴーヤをおすそわけすると、無農薬なので大変喜ばれました。
  • 緑のカーテンの設置により見た目がすてきですずしくなるだけでなく、実がなる楽しみ、食材として一役かってくれるという実益があることは、とても大きな強みだと思いました。冷房の使用頻度も減りました。

<工夫した点>

  • 室内温度を下げてほしいリビングで植物がよく育つように日あたりのよい、人通りの多い道路が見える場所に設置しました。実のつくものと思い、ゴーヤだけでなく、キュウリ、トケイソウを選びましたが、トケイソウの花はエキゾチックでおもしろく、ゴーヤ、キュウリの花は黄色い小さい花でかわいくて良かったです。
  • オーガニックの土で肥料も有機のものにこだわりました。
  • 当初は、日光があたりすぎ、苗が弱るのでわらをしきつめ、オリジナルの日よけをつくり、日光の強さに合わせて取りはずし、大きくなってきたら日よけやわらをとり、充分な水やりとこまめな誘引、傷んだ葉をとっていました。肥料も液肥を定期的に、また、パレット状のものをすきこみ、時折にがりを薄めたものを与えました。

<感想等>

  • ちゃんと大きくなるだろうかと心配で、初めてのことなので、育て方をネットで調べながら頑張りました。途中、葉が黄色くなりだし、枯れるのかと心配しましたが、窒素・マグネシウム不足を補ってやると大丈夫でした。いろいろと大変でしたが、大きくなってくるとうれしくて、実をつけてくれるともっとうれしくて、お世話も楽しくなりました。子育てのようでした。世話をすることが定期づけられると、庭もきれいにするようになり、一石二鳥でした。今回の反省点をふまえて、またチャレンジしたいです。そしてそのノウハウをご近所さんに教えてあげたいです。

◆審査員コメント◆

 実をおすそ分けし、交流を深めておられます。また、ご自身が体感したことをご近所さんへ波及しようとする姿勢が伺えます。

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